【会期変更】武蔵野美術大学 平成22年度 博士後期課程研究発表展

日程 2011年4月11日(月)~2011年4月23日(土)
10:00-19:00 *土曜日は17:00まで
場所 武蔵野美術大学2号館1階 gFAL+FAL

*当初告知の会期(4/4-4/16)より変更になっています。

この展覧会は 武蔵野美術大学大学院博士後期課程の最終発表としてその研究と制作の成果を広く問うものです。本課程は 2004年度に開設され造形表現における高度な可能性を探るべく、独自の指導体制と特色のある3つの領域(作品制作研究・環境形成研究・美術理論研究)において、日々研鑽を重ねてまいりました。第5回を迎えた本年は作品制作研究領域から1名の展示を行い、その成果を広く公開いたします。

武蔵野美術大学博士後期課程課程長
伊藤 誠



*イベント*アーティストトーク
日 時|4月14日(木)17:00-18:00

*当初掲載の開催日(4/7)より変更になっています。
場所時間等表記のもので決定しました(4/4更新)


会 場|gFAL(2号館1F)
ゲスト|田中正之(本学大学院造形理論・美術史コース教授)
進 行|赤塚祐二(本学大学院油絵コース教授)

主 催|武蔵野美術大学大学院博士後期課程運営委員会
展覧会コーディネート|森啓輔(本学芸術文化学科助手)



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「からの」

今回の展覧会では、作者、作品、鑑賞者の関係性をめぐる考察をテーマとして扱った。
作品を鑑賞するとは、鑑賞者が作品を見たときに作品から何かの「Code(作品の解釈のための共通言語)」の解読を行うことではないだろうか。
まず、作者は作品に何かの「Code」を込める。鑑賞者は、作者の作品に込めた「Code」を解読しようと試みる。作者は、作品を制作する際に何もないところから想像のまなざしで作品を見ている。そのまなざしは、作品が完成することで変化するのではないだろうか。作品への想像のまなざしは、鑑賞者と同様に鑑賞のまなざしへと変化しているのではないだろうか。
作者が作品を展示する上で、最も興味があるのは、「Code」自体ではなくむしろそれらが〈開かれた状態〉におかれることによって、作品、作者、そして鑑賞者における関係性が被る変化であり、変化が新たに引き起こす未知なる事態である。
武蔵野美術大学大学院造形研究科
博士後期課程 作品制作研究領域
前壮一郎

武蔵野美術大学・教務課
〒187-8505 東京都小平市小川町1-73
Tel:042-342-6027

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