タイポグラフィ研究a 2年次開講

『なんもないわけちゃうねん ナ塩黒豆島』

布張り糸がかり上製本 72p|OHPフィルム、綿、マット紙|H270 × W167mm

立体、ポスター、本の制作という3課題を通して、文字組版や空間構成の概念を学ぶ授業です。本の課題は「自分の地元」をテーマに、架空の動物を一匹入れるのが条件。兵庫生まれの私は、名産品の黒豆大福をヒントにしたキャラクターが、フードコートやローラー滑り台など思い出の場所に登場して、地元を案内していく絵本を制作しました。文章はすべて方言で書いてあります。アイデアが明確だったので制作に集中でき、講評でも作品にアイデンティティがあると評価していただけて、初めて自分の作品に自信を持てました。先輩から「社会に出ると基礎デの学びがキモになっていることがよくわかる」と聞いています。3年生になっても自分の興味の向くままに、いろいろなことに挑戦したいです。
(2年|近藤はなさん)

デザイン演習Ⅰi(エディトリアルデザイン)3年次開講

『TRPG「GIFT」』

紙(クラフト紙および上質紙に出力・製本)|H297 × W210mm

各自でテーマを設定して本をつくる課題で、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)のルールブックを制作しました。ゲームの世界観から遊び方までをイチから考え、広報用のwebも制作。今は販売もできればと準備を進めています。基礎デはデザイン論をベースに、自分の興味に応じた学びを主体的に選択できる学科です。特定の専門に偏らないからこそ、ある課題に対してどんなデザイン手法でアプローチするべきか、広い視野から課題解決への糸口を探る知識や技術を身につけられます。オートポイエーシスのような美術・デザインの枠にとらわれない授業もあり、自分や物事と深く向き合うことが好きな人にとっては知的興奮に満ちた環境だと思います。
(4年|浅水円花さん)