国分寺人(ビト)写真展 ~「わたしのまち、国分寺 1964-2020」プロジェクトより~

日程 2019年3月16日(土)~2019年3月24日(日)
9:00-22:00 *最終日は17:00まで
場所 cocobunji WEST 5F(東京都国分寺市本町3-1-1)

成清北斗さん(2014年度大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了)が開催する展覧会のお知らせ。詳細は以下のリンク先をご参照ください。

国分寺人(ビト)写真展 ~「わたしのまち、国分寺 1964-2020」プロジェクトより~

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この写真展について
ひとりのアーティストとして、国分寺というまちに介入することで出会った様々な市民を撮影したポートレイトを展示します。国分寺のまちなみを背景にした被写体はごく普通の、しかし、その誰もが、このまちの過去を知り、未来を思い、今を生きる人々です。そんな、あなたのすぐ隣にもいるような「国分寺人(ビト)」の姿を通じて「私にとっての国分寺」について改めて見つめ直し、さらにこのまちに対して愛着を抱くことにつながればと願って います。
今回は、cocobunji WESTを利用する多くの市民に、より自然な形で作品を見てもらえるように、オープンスペースでの展示形式を採用しました。完成間もない施設であるcocobunji WESTの文化的活用事例としても周知できることを期待しています。

「わたしのまち、国分寺 1964-2020」プロジェクトについて
このプロジェクトは、人とまちの過去、現在、未来をつなぐというものです。 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催を目前に控え「レガシー」ということばをよく耳にするようになりました。しかし「レガシー」とは、誰もが知るような大きなものだけなのでしょうか。 そうではなく、次世代に残し伝えるべきものは、このまちにも、そして日々の暮らしの中にもあるはずだという視点を持ったことが、プロジェクト着想のきっかけとなりました。
偶然なのか、国分寺の市制施行は前回のオリンピック・パラリンピック東京大会開催と同じ年の1964年であり、現在は2020年の完成に向け北口の再開発が進み、まちなみは大きく姿を変えています。その様子を眺めながら、日常こそ記録しなければ失われてしまうということにも改めて気づかされました。そこで、市制施行の時代、あるいはそれ以前を知る市民や、このまちの未来について考える市民など、様々な市民の今に焦点を当て記録することにしたのです。

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