日程 | 2023年1月27日(金)~2023年3月12日(日) |
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場所 | オンライン(Oculus & Windows PC) |
本学教員・卒業生による展覧会のお知らせ。
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参加者:
鷲見友佑(美学美術史研究室教務補助員/2018年度空間演出デザイン学科卒業/2021年度大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了)
李静文(2018年度彫刻学科卒業/2020年度大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了)
Luigi Honorat(彫刻学科講師/2014年度彫刻学科卒業/2016年度大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了)
Shu Da(2020年度大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了)
ヴァーチャル空間における彫刻概念に問いかけ、彫刻の可能性を引き出す
東京を拠点に活動するオンラインコミュニティUpload AIRは、「実在しない彫刻」VR展覧会をオンラインで開催する。Upload AIRのVRアーティストインレジデンスの公開に向け、Upload AIR VRプラットフォームのオープニング展覧会である。
本展では、作品・鑑賞者を含め、不在である存在が彫刻空間の空虚さを提供し、空虚の生まれる空間が彫刻の一部として提示される。ヴァーチャル空間における彫刻の概念に問いかけ、素材・方法・フォルムなど伝統的なアート概念イメージの間に潜む彫刻の可能性を引き出す。
本展は彫刻的制作・思考背景をもつ、HONORAT Luigi、ISAKA Shu、WASHIMI Yusuke、SHU Da 4名のアーティストを招く。制作時・展示中に受ける物理的・自然的制限がなく、素材・空間が全て0から始まり、VRで彫刻の試みを提示する。本展の構造は、台座をモチーフに彫刻概念の刷新を記念するモニュメントをメイン会場として制作し、オープニングとエンディングスペースはモニュメントによって完結する。会場内、鑑賞者はアバターを持たず、実在しない客体として案内通りに次々と展示空間を鑑賞する。展示空間と並列する廊下空間では、古代墓室が壁画で霊体活動を示すように実体のない鑑賞者に展示空間を案内する。
「実在しない彫刻」展は、デジタルフィールドへの展開によって彫刻メディウムがもたらす固有意味の移行と、彫刻が提示するデジタル空間の在り方に注目する。
会期中、プロジェクト・スペース脱衣所で二つの関連イベント:没入型VR展覧会体験イベントと、トークイベントを開催する。
没入型VR展覧会体験イベント:「デジタルフィールドを歩む、デジタル彫刻を触る」
開催時間:2023年1月27日(金)〜2月2日(木)
開催地:脱衣所 - (a) place to be naked
開館時間:12:00-19:00
入場料:1,000円
アクセス:日暮里駅から徒歩8分
トークイベント:「オブジェクトと空間ーー実在しない彫刻とは何か?」セッション1&2
*開催時間後ほど公開いたします。
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