震災の記録と記憶展

日程 2024年9月1日(日)~2024年9月8日(日)
9:00-12:00/13:00-16:00
場所 板橋区立教育科学館(東京都板橋区常盤台4-14-1)

山端健志さん(大学院造形研究科博士後期課程環境形成研究領域1年)、松本夏樹さん(映像学科元講師)、福島可奈子講師(映像学科)が参加する展示のお知らせ。詳細はリンク先をご覧ください。

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(以下、山端さんより)
2022年秋に山端健志(板橋区立教育科学館研究員、メディア考古学研究会構成員、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程環境形成研究領域1年)が新たに発見し、日本映像学会メディア考古学研究会で学術調査をおこなってきた、大阪朝日新聞社撮影『関東大地震』第一報(35ミリフィルム、748呎)が、朝日新聞とNHK等で大きく報道されました。
関東大震災から100年をむかえた昨年2023年には、新発見部分を含む、関東大震災直後の津波被害とその救護活動の様子を克明に記録した、国内最初の貴重な映像であるとして、8月27日の『朝日新聞』(東京・大阪)朝刊1〜2面、9月1日のNHK「ニュースウオッチ9」等で取り上げられました。

以降、板橋区立教育科学館では東日本大震災に因んだ3月と関東大震災に因んだ9月に、発見フィルムを中心とした関東大震災を記録した視聴覚メディア(SPレコード、写真、フィルム、絵葉書、書籍など)を展示してきました。3回目となる今回は、被災前後の東京市内をステレオ写真で観察できるのぞきからくり「パノラマ鏡」を新たに加え、さまざまな視覚伝達によって残されてきた100年前の震災の様子を観察します。展示の様子が板橋経済新聞にて取り上げられましたのでぜひご覧ください。

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