大浦一志展「灰の絵画」

日程 2026年11月6日(金)~2026年11月29日(日)
13:00-19:00 *金・土・日曜日のみ開廊
場所 アートスタジオ「nohako」(東京都中野区江原町2-7-16)

大浦一志名誉教授の展覧会のお知らせ。

大浦一志展「灰の絵画」

大浦一志展「灰の絵画」

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ノハコでは、本年初夏より「足もと」をテーマとした展覧会を企画してきました。「足もと」は、人にとって身体性をともなう起点でありながらも、普段はことさら意識がされないままに過ぎ去っていく現実空間です。動くことを止め、あらためて自身の立っている場所を眺める時、そこに様々な現象が広がっていることに気づくはずです。ノハコは展覧会を通じ、アーティストたちの美術表現をきっかけとしながら、私たちの環境を見つめる機会を提示できたらと考えます。

この企画の第二回目の展覧会として、大浦一志展「灰の絵画」を開催いたします。大浦さんは、1990年11月に長崎県島原半島の雲仙普賢岳で起きた噴火活動を機に、東京都杉並区阿佐ヶ谷南の自宅と島原との往還を通じ、場所に潜む現実と自身の身体性や感覚との関わりを、独自の「雲仙普賢岳プロジェクト」として展開しているアーティストです。プロジェクトでは、現地での定点観測によるフィールドワークを通じた写真や映像による記録とともに、採取された実素材による作品制作も数多く手がけられています。今回のノハコの展覧会では、普賢岳から噴出した火山灰を用いた《灰の絵画》の連作と、2011年から2022年までのフィールドワークを記録した映像を紹介します。噴火活動という現実の出来事とそこから生み出された《灰の絵画》が醸し出す静謐な空間の妙味、そして普賢岳の雄大な自然の中で大地と対話する大浦さんの姿を、ぜひ目撃頂ければ幸いです。
なお本展に合わせ、11月28日(土)16:00より、これまで大浦さんのプロジェクトに注目をされてきた元埼玉県立美術館学芸員の中村誠さんをお迎えし、作家との対談を予定しています。展示作品のご高覧とともに、「雲仙普賢岳プロジェクト」や大浦さんの絵画への思いに深く触れる機会となりますよう、皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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