社会と関わりながら学び、アートとデザインの新しい形を創造する。

私たちの生活にある表現や事象を時代に結びつけ、考えられる人を育てるため、「アートとデザインによって、いかに社会を活性化できるか」を命題にしたカリキュラムを計画しています。
4年間を通じて履修できるアーツプロジェクトは、実践的に学ぶことができ、また3年次からは「芸術文化プロデュースコース」と「メディアプランニングコース」に分かれます。

カリキュラム

1年次

[芸術文化と社会をつなぐ基礎を育む]
1年次は、理論と実技を通して、芸術文化と社会をつなぐための基礎力を養います。学科必修科目である「芸術文化入門」「芸術文化特論 I」「西洋美術史概論」「デジタルデザイン基礎 I」や、造形総合科目である「絵画」「彫刻」などを軸とし、ミュゼオロジー、美術史、生涯学習、編集、デザインプランニング、映像デザイン、デジタルデザイン、絵画・立体表現などを学びます。また、グループによる制作、プレゼンテーションなどを通して、コミュニケーション能力を育みます。

2年次

[専門性の獲得に向けた研究と実践を行う]
1年次に獲得した基礎力の上に、最新の情報を反映した理論と実践を加えることで、芸術文化を社会につなぐためのさらなる知見と具体的な方法論を学びます。さまざまな領域に分化するミュゼオロジーとマネジメントを理論と実践から学ぶとともに、デザイン、造形表現の各領域を各自の関心に応じて選択し、理解を深めていきます。必修科目である「アートマネジメント」「デザインマネジメント」「芸術文化学概説」「デジタルデザイン基礎II」「造形基礎」「展示基礎」を軸とし、選択必修科目の「ヴィジュアルコミュニケーションデザイン」「絵画Ⅱ」「映像デザインII」「デジタルアーカイヴス」の中から一つを選択します。

3年次

[コースを選択し、専門性を追求する]
前期に〈芸術文化プロデュースコース〉と〈メディアプランニングコース〉の2コースに分かれ、芸術文化と社会をつなぐための専門性を身に付けるための、理論的、実践的な学びを深め、各自の方法論を探求します。芸術文化のさまざまな領域で活躍するプロフェッショナルを学外から招聘し、芸術文化の現状や課題について考察します。後期から、専任教員が開設するゼミナールに所属し、専門的な学びを深めます。(ただし、2016年度入学生からは上記2コースが統合されます)

[芸術文化プロデュースコース]
多様な価値観を認め、幅広い視野をもちながら、国内外の芸術文化についての歴史と現状を学びます。そこから課題を発見し、またそれらを伝えるメディアについての知識を深め、芸術文化と社会をつなげる実践力とコミュニケーション力を身につけます。キュレーション、批評、エデュケーションをキーワードとし、学外との連携も取り入れながら、個々が関心をもつ専門分野に対する理解を深めていきます。

[メディアプランニングコース]
人ともの、人と情報、人と環境のつながりを理解し、そこに新しいコミュニケーションをどのように作り上げていくかを基本テーマとするコースです。ヴィジュアルコミュニケーション、映像デザイン、クロス・メディア、ブランディングをキーワードとし、多様な表象文化やメディアについての理論的研究に加え、実践の場をデザインしながらプランニングを学びます。

4年次

[個々の研究を深め、社会に発信する]
3年次後半に始まったゼミナールを継続しながら、社会に対する問題意識を明確にし、個々の研究テーマを掘り下げていくことで、4年間の学びの総決算となる卒業研究へと発展させます。〈論文〉、〈プランニング〉、〈作品表現〉から一つを選択し、研究成果を提出、発表します。そのいずれにおいても、先行研究を読み解き、参考としながら、自ら設定したテーマについて客観的、批評的に調査、分析し、具体的な展望として提起することが求められます。
〈論文〉は論文30,000字、〈プランニング〉はプランを伝える制作物と12,000字の研究ノート、〈作品表現〉は作品と8,000字の研究ノートを提出します。