教育研究上の目的

芸術文化学科は、社会を形成している多様な人々に対して、より深く芸術文化の価値を読み解き、構想し、その価値を知らしめる専門的な人材を育成するという理念を置く。ミュゼオロジー(博物館学)、プランニング(企画)、マネジメント(運営)の三本柱によって、社会と芸術をつなぐ理論と実技を横断的に学んで、見る、聞く,話す、書く、作る、という実践性を総合的に身につけることを教育目標としている。

学科理念・教育目標

21 世紀以降、大きく変化する社会の現状といかに関わるかという姿勢があらゆる分野において求められているなかで、「芸術文化」は社会を豊かにする基盤としてその重要性をさらに増しています。また、社会に生きる多様な人々が、これまで以上に芸術文化の価値を認識し、実感できるよう、伝え、活かすことが重要です。芸術文化学科のミッション(使命)は、さまざまな領域を横断・包括する視野と、そこから生まれた発想をもとに、芸術文化を社会で活かす実践的なデザインができる人材の育成にあります。

1999 年の学科創立以来、芸術文化学科はこのミッションに向き合い、「芸術文化学」を教育の根幹に据え、芸術文化を構成する〈人ともの〉〈人と場〉〈人と人〉との関係を研究し、創造的な提案や計画を立案・実践することで、一人一人の人間と社会全体の活性化を目指します。

芸術文化学とは
人々が作品の創造や鑑賞などの行為によって心身の充実を追求する「芸術」と、精神的・身体的活動を通じて確立し、継承、変化させ続けてきた「文化」、その「芸術」と「文化」を社会にどのように活かすのかについて、領域横断的かつ実践的に研究する学問領域。

3つのポリシー

造形学部のカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)は、以下のページをご覧ください。