プランニング入門 1年次開講

『「いざ、ソーシャルディスタンス。」~オンライン? ステイホーム? ちょっと一回黙ってて。~』

1年次には芸術文化学の基盤の一つであるプランニングについて、入門と実践を通して学ぶ必修科目が開講されています。入門編の【プランニング入門】では、企画の構想に必要な発想法や、マーケティング、ロジカルシンキングなどの基礎知識を学び、「旅行計画」を考える課題で企画書づくりにも取り組みます。私はコロナ禍の今だからこそ、自然と“ 濃厚接触”するキャンプの計画を立てました。少しでもアバウトな点があれば先生が指摘してくださり、緻密な計画を立てられたと思います。
実践編の【プランニング実践】では、大規模施設を企画するという、より規模の大きなテーマに取り組みます。コンセプトづくりから、ターゲットの分析、運営費用や見込める収益も計算する本格的なもので、アイデアだけで終わらせず、入念にリサーチを重ねることの重要性に気付けました。広告のプロデュース業に興味があるので、広報やブランディングについても学べるところにやりがいを感じます。
(1年|松岡唯我さん)

展示基礎 2年次開講

る、そして何がえるか −線・色・動きのリズム−』

展示に関する理論と実践を学ぶ2年次の必修科目です。「展示とはミュージアムに関わるモノ・人・場のコミュニケーションをデザインする行為である」という観点から、展示の目的や意義をはじめ、国内外の展示の歴史、技術的側面、教育プログラムや広報活動、評価の仕方などを講義で学んだうえで、社会状況を踏まえながら自分の興味や関心を組み込んだオンライン上の展覧会を企画します。展覧会の企画では、企画書と図面、作品リストを作成するのですが、講義の段階で「こういう展示があるならこういうこともできそう」とイメージを膨らませられたことと、自主的に美術館やギャラリーに足を運び、図録を取り寄せるなどリサーチを重ねていたおかげで、企画の完成度を高めることができました。最後の展示演習では、アーティストの作品をお借りして展示空間をつくり上げました。梱包の解き方から作品のつながりを考えた配置、照明の当て方まで、リアルな展示のいろはを学べたことも貴重な経験です。
(2年|芹田美羽さん)

アーツプロジェクト 1〜3年次開講

『羽村ゆとろぎアーツプロジェクト2020』

芸文は「社会とアートをつなげる役目を担うプロフェッショナルを育てる」ことを学科の使命に掲げています。どうすれば“中継ぎ役”となって、モノ・人・コトの関係性を築き、アートやデザインを社会に機能させられるのか。そうしたプロセス(マネジメント)を実践的に学べるのが【アーツプロジェクト】だと、私は捉えています。学外の企業や自治体と連携し、芸文では常に複数のプロジェクトが同時進行で進められています。例えば、私が昨年参加した「羽村ゆとろぎアーツプロジェクト」は、東京都羽村市の文化や生活、自然についてリサーチし、それをもとに作品を制作し、公共施設での展示の企画・運営を行いました。地域の文脈の中で表現するべきものを考え、作品を介して住民の方々に地域の魅力を再発見していただき、アートへの親しみを持ってもらいました。プロジェクトによってカタチこそ違いますが、ただモノをつくるのではなく、学生という立場でもさまざまな人々と協働し、アートを通じた社会の活性化に携われること、その取り組みのなかでお互いに学び合えることが魅力だと思います。
(3年|大西瑠夏さん)