2・3・4年次 情報表現演習Ⅲ- C[雑誌をつくる]

NEO Art and Design New Era is Open

紙|H257 × W182mm

新しい雑誌をグループで制作する課題で、私たちは三宅一生の特集を組みました。「自分の行ったデザインで完結せず、使い手、観客に自由を与えて新しいものをつくる」という彼の姿勢が、「未来を感じるデザインとは何か」という課題のテーマと合致すると考えたからです。編集長、ライター、デザイナーに分かれながらも、各々が担当記事を持ち、ライティングやデザインも行うというフレキシブルな体制で実作業を進めていきました。記事、ヴィジュアルを含めて大切にしたことは、静と動のバランスです。一般的なレイアウトに沿ったページばかりにならないよう、コラムを挿入したり、切り抜き写真を配置して動きをつけたりしています。特集ページがうまくできず、「何がメインなのかわからない」と先生から指摘を受けたことで、「編集」という行為は、企画やページ構成を考える段階からすでに始まっているのだと知ることができました。(3年|ラッチャキップラカーン チャナンチカー、櫻本修造 2年|古川綾乃、緒方奏美)

2・3・4年次 情報表現研究II-B[音響文化研究]

垂車

木、スチレンボード|H280 × W230 × D40mm

美術館・図書館で開催されていた「助手展」で見た、音の出る機械仕掛けの作品がとても印象深く、音の出る音具を制作するという課題を与えられたとき、「機械仕掛けのものをつくってみよう」と早速コンセプトを固めました。取っ手を回すとカラカラと音が鳴る仕掛けは、旅行先の長野県で見つけた水車の構造も参考にしています。既存の製品を組み合わせて作品をつくることもできましたが、寸法を測り、材料をノコギリで切って、一から自分の手でつくることにもこだわりました。先生には制作の参考になる写真や映像をたくさん見せてもらい、「がんばれよ」と応援までしていただきました。きちんとしたものをつくらなければというプレッシャーもありましたが、作品づくりに本気で向き合う良い機会になったと思います。デザイン情報学科には、多彩な分野の授業が用意されています。今はまだ、やりたいことが明確でなくても、ここに来れば必ず見つけられるはずです。(3年|星智崇)