3年次 エキチカspace

ボルダリング ステーション

スチレンボード、モデリングペースト、レジンサンド、スナップボタン、鉄道模型、カネダイン|H233 × W250 × D466mm(1/30の模型サイズ)

「駅」という場の可能性を考えながら、新しい空間をデザインする課題です。近年、駅には商業施設が併設されるケースが増え、通勤、通学はもちろん、買い物や食事目的で訪れる人も多くなっています。そんな中で、これから求められるものを考えたとき、たどり着いたのが気軽に運動不足を解消できる施設でした。ボルダリングジムを設定したのは、室内スポーツとして若い世代を中心に人気があること、また、壁を登る際に手がかりとなる「ホールド」に、電車や鉄道の廃材を活用することで、駅とジムとの親和性を高められると思ったからです。空間をデザインするうえで、対象となる場所はもちろん、その周辺地域もリサーチすることが制作のヒントになることや、第三者だけでなく、自分のことにも置き換えてアイデアを練ることが大切だと学びました。空間演出デザイン学科は、しっかりした考えとやる気、そして柔軟性があれば、いろいろ自由にできる環境です。挑戦を楽しむ気持ちで、何事にも臨んでほしいと思います。(3年|グ ホウエイ)

3年次 扉

CUBIC

プロジェクター、モニター、木、樹脂、農業用ポリエチレン|H1800 × W1000 × D1000mm

異世界への「扉」をつくり、それがどんな世界とつながっているかを「絵」で表現する課題で、扉の捉え方も、アウトプットの仕方も学生一人ひとりに委ねられます。私は、日常の世界に存在する直線や直角が、異世界からもたらされた知恵であり、双方の世界を結ぶきっかけになるものと考え、直方体の中に現実ではあり得ないような映像を映し出すインスタレーションをつくりました。角材を組み合わせた直方体は、木であることがわからないように、パテや樹脂を塗って入念に研磨しています。また、一見すると、木枠のあいだは空白ですが、そこに突然異世界を現出させることで、観ている人に驚きを与えたいと思い、映像を投影するスクリーンに透明度の高い農業用ポリエチレンを使ったところもこだわりです。自分のやりたいことをかたちにできましたし、今後、取り組むべきテーマも明確になりました。4年次ではプログラミングの勉強に力を入れ、メディアアートに挑戦したいです。(3年|鈴木陽)