本学は多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)に加盟しています。
これによりTACの加盟大学で授業科目を履修し、修得した単位を本学での単位として認定しています(単位互換制度)。

多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)

TACに加盟する大学は、単位互換にあたってそれぞれの大学の特色ある科目を提供しています。専門性に新たな展開を見出すため、あるいは様々な知的関心と興味に応じて教養の広がりを持たせるためなど、本学にはない分野の科目を学ぶことにより、大いに勉学に役立ててください。詳しくは、TACのサイトにて確認してください。

TAC 単位互換制度

TACに加盟する大学は次のとおりです。

出願資格

本学に在学する造形学部(通学課程)及び造形構想学部の新2年⽣以上の学⽣は、誰でも出願資格があります。(卒業延期の学生は履修できません。)本制度に基づき履修を許可された学⽣は、「TAC単位互換履修⽣」として登録されます。

授業料

本制度に基づき、TAC加盟大学の提供科目を履修するに当たり、授業料は必要ありません。
ただし、科目により実習費等が必要な場合は自己負担となりますので、その場合は履修する大学の指示に従ってください。

受講可能な科目数

年間8単位まで。早稲田大学・電気通信大学との単位互換とあわせて年間8単位を限度とします。

修得した単位の取り扱い

修得した単位は「自由選択枠」の科目区分枠として取り扱われ、12単位を限度に卒業所要単位とすることができます。
単位互換科目の成績は、武蔵野美術大学の成績よりも遅れて発表されることがあります。そのため、単位互換科目を修得することで卒業要件を満たす履修計画を立てている場合、卒業できるかどうか確定する時期が大幅に遅れる可能性があります。卒業年次生は、余裕を持った履修計画を立て、特に注意して受講してください。

なお、国際基督教大学の冬学期開講科目については成績発表が3月以降となるため、以下にあてはまる者は履修できません。

  • 4年生(卒業年次生)
  • クリエイティブイノベーション学科2年生
  • 次年度に転部・転科・転専攻を予定している学生

出願方法等

出願する前に

安易な気持ちで登録したり、理由なく学期途中で履修放棄することは真剣に履修しようとする人の妨げとなるばかりか、学生の受入に多大なご協力をいただいているTAC加盟大学に迷惑と負担をかけることになります。本学で受講する科目の時間割やキャンパスの移動時間等も充分考慮した上で、実現可能な履修計画を立ててください。実技時間帯を含め、本学での履修時間帯と重複することはできません。登録後に重複が確認された場合、教務チーム判断にて履修を取り消すことがあります。

出願⽅法・期間・科目一覧

本学授業科目のweb履修登録の際には、TAC加盟大学での履修許可科目を履修登録票の該当する曜時に本学の科目を登録しないでください。

履修許可

履修許可は各大学の受講許可発表日(『2024年度TAC総合案内』に記載)、各大学からのメールまたは電話にて通知します。

  • *各科目に定員がありますので、出願しても履修できない場合があります
  • *履修許可後、履修取消および履修放棄は認めません

TAC単位互換履修生証

受講を許可された者には、受⼊⼤学の単位互換履修生証および特別聴講学⽣番号が与えられます。
TAC加盟⼤学の授業や試験等の際にはこの番号が必要となりますので、番号を控えるなどして管理してください。
また、単位互換履修⽣証を携帯していない場合には、受⼊⼤学での施設利⽤や試験実施時などに⽀障をきたすことになりますので、単位互換履修⽣証は常に携帯してください。

休講通知・試験・成績・単位認定等

1)休講・試験等、授業に関する通知は、原則として受入大学の掲示板・ポータルサイトで行われます。

2)TAC加盟大学で履修した科目の成績は、本学が定める成績評価基準に従って本学の単位として認定し、通常の科目の成績とあわせて成績通知書に記載し、通知します。
*大学によって入点時期が異なりますので、卒業年次生は特に注意して受講してください。なお、受け入れ大学では成績証明書の発行は行いません。

3)受入れ大学において、試験実施⽇時、曜⽇が通常授業と異なる場合があります。その日時が本学の試験と重なった場合にはTAC加盟大学の試験を受験し、本学の科目については追試を受けるようにしてください。なお、そのことを事前に教務チーム窓口で確認し、承諾を受けてください。