熱中症

熱中症の発症は7-8月がピークとなります。
熱中症を正しく理解し、予防に努めましょう。

熱中症とは

高温多湿な環境下において、体内の水分や塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れたり、 体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、めまい・筋肉痛・大量の発汗、 さらには頭痛・吐き気・だるさなどの症状が現れ、重症になると意識障害や痙攣などが起こり、 最悪の場合は命にもかかわります。環境条件(気温が高い・湿度が高い)と個人の体調による影響(体調不良・暑さに体がまだ慣れていない)が組み合わさることにより、熱中症の発生リスクがたかまります。屋外で活動している時だけではなく、室内で熱中症を発症することもあります。

予防法

  • こまめに水分と塩分を補給する
  • 日陰や涼しい場所でこまめな休息をとる。(目安は30分に1回)
  • 急に暑くなった日や、活動の初日などは注意し、過度の運動は避けましょう。
  • 涼しい服装、日傘や帽子の着用、保冷剤・氷・冷たいタオルなどで体を冷却する。
  • 室内は扇風機やエアコンを使って温度調整をし、日中の遮光カーテン利用や換気などにより、室温が上がりすぎないよう注意しましょう。

対処法

<意識のある場合>

  • 涼しい場所へ避難させる。
  • 衣服を脱がせ、濡れタオルや氷水などで体を冷やす。
  • 水分・塩分を補給する。

<意識のない・反応がおかしい場合>

  • 救急隊の要請をする。
  • 涼しい場所へ避難させる。
  • 衣服を脱がせ、身体を冷やす。
  • 救急隊の指示に従い医療機関に搬送する。(倒れた時の状況がわかる人が医療機関に同行しましょう)

*水を自力で飲めない、または症状が改善しない場合は直ちに救急隊を要請しましょう

関連サイト

インフルエンザ(学校で予防すべき感染症)

インフルエンザと診断された場合は、登校することができません。「学校で予防すべき感染症」に該当しますので、公欠同様の扱いとなります。説明事項がありますので、直ちに保健室に電話連絡をしてください。

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状が突然あらわれます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳などの症状もみられます。日本では、例年12月~3月頃に流行します。
感染していることに本人も周囲も気が付かない軽症例も少なくないため、普段から予防に努めましょう。

インフルエンザと診断された場合

  • 必ず保健室に電話連絡(042-342-6029)をしてください。
  • 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで登校しないでください。(医師の指示を確認してください)
  • 医師より感染のおそれがないと認められたら、登校時に「治癒証明書」を保健室に提出してください。

予防法

感染した人の咳やくしゃみを吸い込むことによる「飛沫感染」、及びウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。
予防のポイントは、「手洗い」「咳エチケット」「ワクチン」の3つです。

1. 手洗い

  • 流水と石鹸でこまめに手を洗う
  • 手のひらで咳を受け止めた時はすぐに手を洗う
  • アルコール製剤による手指消毒も効果があります

2. 咳エチケット

  • 咳を他者に向けてしない
  • マスクをする
  • 空気が乾燥すると、のど粘膜の防御機能が低下します。加湿器などを使用し湿度(50-60%)を保ちましょう。

3.ワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、重症化防止に有効です。ワクチン接種による効果がでるまでに2週間程度を要することから、早めに受けておくとよいでしょう。ワクチンの効果は4-5ヶ月です。

注意事項

アスピリンを含む薬はインフルエンザ感染者には禁忌です。重篤な副作用が出ることがあります。
アスピリンを含む解熱鎮痛剤:
バファリンA、バファリンプラス、ケロリン、エキセドリンA、アルカセルツァー、ボルタレン、リングルピレナ等

インフルエンザ パンデミックに備えて

今後いつ強毒型のウイルスが流行するか予測できない状況です。季節性インフルエンザと抗原性が異なるインフルエンザウイルスが現れた場合、多くの人が免疫を獲得していないことから、急速な世界的大流行(パンデミック)を起こす危険性があります。パンデミックになると物流が滞ることが予測されます。感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則となるため、2週間程度の食糧や日用品は準備しておくのがよいでしょう。

備蓄物品の例

インフルエンザ対策の物品

  • 不織布製マスク
  • 体温計
  • ゴム手袋
  • 氷枕
  • 消毒用アルコール(60-80%)
  • 漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果があるため)

食料品

  • 乾麺類
  • 乾パン
  • レトルト、フリーズドライ食品
  • 缶詰
  • 菓子類
  • ミネラルウォーター
  • ペットボトルや缶入り飲料

医薬品

  • 常備薬(胃腸薬・痛み止めその他持病の処方薬)
  • 絆創膏
  • ガーゼ、コットン

日用品

  • トイレットペーパー/ティッシュペーパー
  • 洗剤/石鹸
  • 生理用品(女性)
  • ビニール袋
  • 懐中電灯
  • 乾電池

関連サイト

海外旅行を予定している人は以下のホームページも参照してください。

食中毒

東京都食中毒発生状況/原因物質別食中毒発症件数によると、細菌によるものが35.9%、ノロウイルスが41.5%と大半を占めています。(東京都福祉保健局、2012年度データ参照)

食中毒を起こす代表的な細菌には、カンピロバクター・サルモネラ・黄色ブドウ球菌・腸管出血性大腸菌・腸炎ビブリオがあります。細菌別の食中毒については、食品安全委員会ホームページを参照してください。

予防法

食中毒予防の3大原則は食中毒菌を「付けない・増やさない・死滅させる」です。

1. 食中毒菌を付けないために

1)こまめに手を洗う(食前後・調理前後・トイレの後など)

2)清潔な環境で調理をしよう
・調理器具や食器は清潔に!
・タオルや布巾は清潔で乾燥したものを使いましょう
・害虫駆除
・ペットが食品や食器に触れないようにしましょう

3)手に傷がある場合や体調が悪い(下痢をしている)場合はなるべく調理しない

4)生肉・生魚・野菜などに付着していた細菌が手指や調理器具を介して食品に付き、それを食べることで食中毒を起こすことがあります
*傷や化膿している場所から黄色ブドウ球菌が食品に付くと、食品の中で菌が増殖する時に毒素をつくります。

2. 食中毒菌を増やさないために

1)調理された食品はできるだけ早く食べて、長時間放置しない

2)食品は冷蔵で保存する(魚介類は4度以下)
・購入した時点で既に食中毒菌が食品に付着している場合があります
・温度によって、細菌は時間の経過とともに増殖していきます

3. 食中毒菌を死滅させるために

1)十分に加熱する。中心部の温度が75度以上で1分以上加熱
・食肉は中心部の色が変わる・肉汁は透明になるのが目安
・電子レンジを使う場合は時々かき混ぜる

2)調理器具・台所用品は漂白剤などを使って消毒しよう(包丁・まな板・スポンジ・布巾)

関連サイト

ノロウイルス

予防法

「加熱・殺菌・洗い流す」が有効です!

1. 加熱

85度以上で1分以上加熱する
(カキなどの2枚貝を生や充分に火が通っていない状態で食べることで感染することがあります)

2. 殺菌

包丁・まな板・スポンジ・布巾等は85度以上のお湯で1分以上加熱する。

3. 洗い流す

ノロウイルスに感染している人の手を介して調理器具やタオルなどからうつることがあります
トイレの後・調理前後・食前後にしっかりと手洗いをしましょう。

症状

主な症状は・吐き気・おう吐・下痢・腹痛で発熱は38度位までが多く、症状は約3日位持続します。感染しても自覚症状のない場合や軽い風邪症状のみの場合もあります。

このような症状がでたら?

  • 病院受診をしましょう。
  • 受診結果を保健室へ電話連絡(042-342-6029)してください。
  • 下痢やおう吐の状況に応じて、水分(温かい)を補給しましょう。
    ◎スポーツドリンクをお湯で割る。
    ×コーヒー・柑橘系ジュース・炭酸飲料はひかえましょう。

他の人にうつさないために

  • まめな手洗い(食前・調理前・トイレの後、タオル・ハンカチは共有しない)
  • 洗濯物は0.1%濃度にした次亜塩素酸ナトリウム溶液に1時間以上浸してから洗濯する
    0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液=成分に次亜塩素酸ナトリウムと表記のある漂白剤をペットボトルのキャップ約2杯/10ml+水500ml
  • 学校で使用するトイレを1ヶ所にする。(保健室スタッフへ利用するトイレを報告してください)

関連サイト

麻しん(学校で予防すべき感染症)

麻しんと診断された場合は、登校することができません。「学校で予防すべき感染症」に該当しますので、公欠同様の扱いとなります。説明事項がありますので、直ちに保健室に電話連絡をしてください。

麻しんとは

春から初夏にかけて流行がみられます。
感染力が非常に強く、重症な場合には肺炎や脳炎を合併することもあります。

1. 感染経路

飛沫感染、空気感染、接触感染

2. 潜伏期間

10日~12日

3. 症状

1)前駆期 発熱・せき・鼻水など「かぜ」に似た症状が3日~5日続く
2)発疹期 一旦熱が下がるが再び高熱が出現し、顔・首・全身に発疹が現れ4日~5日続く
3)回復期 発熱はおさまり、発疹は色素沈着を残して消退する。
(予防接種を1回受けている人は、軽症で非典型的な症状となる場合もあります)

4. 治療

特効薬はなく、対症療法(症状をやわらげる治療)となります

5. 予防接種

予防接種で免疫を獲得する以外に効果的な予防方法はありません。以下の対象者の方には麻しんワクチンの接種をお勧めします。
・麻しんに罹ったことがなく、1回も予防接種をしていない人
・麻しんの予防接種を幼少期に1回は受けているが2回は受けていない人

麻しんと診断された場合

  • 必ず保健室に電話連絡(042-342-6029)をしてください。
  • 解熱した後3日を経過するまで登校しないでください。(医師の指示を確認してください)
  • 発熱、咳、鼻水、目の症状(充血や目やに)、発疹のいずれかが出現する前日から解熱後3日を経過するまでの間は感染のおそれがあるため、外出や他者との接触を避けましょう。
  • 医師より感染のおそれがないと認められたら、登校時に「治癒証明書」を提出してください。

麻しんに罹った人と接触した場合

  • 必ず保健室に電話連絡(042-342-6029)をしてください。
  • 接触後72時間以内であれば、予防接種により発症の予防効果が期待できます。
  • 感染者と接触した最後の日を0日目とし14日目に至るまで毎日、体温測定(2回/日、登校前、夕)と咳・鼻汁・目の充血や目やに・発しん(頭・体・手・足)などの症状を観察してください。

関連サイト

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