プロジェクトベースの実践的な学びで、「創造的思考力」を実社会で応用する手段や方法を学ぶ。

カリキュラム

1・2年次

基礎課程は鷹の台キャンパスにおいて、造形教育、教養教育、プロジェクト実践のための基礎教育を展開します。造形教育では絵画、彫刻、プログラミング、デザイン、映像などを集中的に学び、作品を批評する講評を繰り返すことで、対象を観察する力や表現力、プレゼンテーションやディスカッションの能力を養います。こうした造形教育で培われる創造的思考は、イノベーションの鍵となるアブダクション思考の土台となります。
同時に展開される教養教育では、心理調査・社会調査の方法や人類史・近代産業史を学び、現代社会への理解を深めるとともに、批判的思考(クリティカルシンキング)を養います。また、物事を前提から問い直す観察力や洞察力、イノベーションの視点を身につける概論や基礎実習を通して、専門課程でプロジェクト実践に臨む基盤を築きます。

3・4年次

市ヶ谷キャンパスが拠点となる専門課程は、社会課題解決型プロジェクトへの参加がカリキュラムの大きな軸となります。既存のマーケティングやブランディングを学んだ上で新しいビジネスのあり方を考える「クリエイティブビジネス」、サービスデザインやUXデザインのアプローチを学ぶ「クリエイティブヒューマンバリュー」、そして、それらを支えるテクノロジーを前提とした思考方法を身につける「クリエイティブテクノロジー」―これらの専門領域や、最先端の共創デザイン、コミュニティデザイン、データマイニングなどを包括的に学び、その蓄積を合同授業や産学プロジェクトで実際にアウトプットします。自らの専門性を社会課題に活用する方法をプロトタイピングしながら、課題を創造し、ビジョンを提案できる総合的なマネジメントスキルを磨いていきます。