石川卓磨

石川卓磨(いしかわ・たくま)
ISHIKAWA Takuma

専門
近現代美術
Modern & Contemporary Art
所属
クリエイティブイノベーション学科
Creative Innovation
職位
准教授
Associate Professor
略歴
2023年4月着任
1979年千葉県生まれ
武蔵野美術大学大学院 造形研究科油絵コース修了(修士)
研究テーマ
近現代美術、美術批評

近現代のアートを専門領域とし、作家、批評、キュレーション、編集、映像制作など。
「αMプロジェクト2023-2024|開発の再開発」ゲストキュレーター。
芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織である「蜘蛛と箒」を主宰。
絵画、写真、映像などの複数のメディアの関係性を捉え直す作品を制作。デザインや現代思想などの接点を重視し、近代の前衛芸術からスペキュラティブ・デザイン、ソーシャリー・エンゲイジド・アートなどをリサーチ対象にしている。

最近の主な論考に「写実主義の超克と素描のまなざし : エゴン・シーレの素描についての対話」『ユリイカ2023年2月号 特集=エゴン・シーレ』(青土社、2023年)、「パーティーの後で」『中﨑透 フィクション・トラベラー』図録 (水戸芸術館現代美術センター、2022年)、「アフリカ系アメリカ人として生きる「怯え」と文化的混血性。ラシード・ジョンソン「Plateaus」レビュー」(Tokyo Art Beat、2022年)、「寄生し、介入する」『丸亀での現在 』図録(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2022年)、「大きな物語に抵抗する14の「小説」たち。「Seven / Seven: The Fraught Landscape」レビュー」(Tokyo Art Beat、2022年)、「ARTIST INTERVIEW ロニ・ホーン」『美術手帖2021年12月号』(美術出版社、2021年)「アンリ・マティスのヴァーチャル・リアリティ」『ユリイカ2021年5月号 特集=アンリ・マティス』(青土社、2021年)など。

近年の主な個展に「小説の中の私」(TALION GALLERY、2019年)、「教えと伝わり」TALION GALLERY(2016年)、「真空を含む」(国際芸術センター青森、2016年)、「イーサン・ハントのフラッシュバック」(TALION GALLERY 、2014年)、「世界と孤独vol.2 石川卓磨」美術画廊 X (2012/東京)など。 近年の主なグループ展に「それを故郷とせよ(手が届く)」(TALION GALLERY 、2022年)、「Working, Crawling」 (三井住友銀行東館、2022年)、「雲をつかむできごと」(Gallery TURNAROUND、switch point 、2017-2018年)、「第9回 恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2017年)、「responsive/responsible レスポンシブ/レスポンシブ」(テコギャラリー、2016年)、「カメラのみぞ知る」(Yumiko Chiba Associates 、2015年)など。


教えと伝わり|Lessons and Conveyance(2016)
Two channels HD video installation, 5:48min

気象について 後編 | Meteorology Part 2(2018)
Single channels HD video installation, 5:00 mins

⼩説の中の私|I in the novel (2019)
Single channels HD video, 17:10 mins