若杉浩一

若杉浩一(わかすぎ・こういち)
WAKASUGI Koichi

専門
プロダクトデザイン、インテリアデザイン、ソーシャルデザイン
Interior Design, Product Design, Social Design
所属
クリエイティブイノベーション学科
Creative Innovation
職位
教授
Professor
略歴
2019年4月着任
1959年熊本県天草市生まれ
九州芸術工科大学 工業設計学科卒業(学士)
研究テーマ
地域、社会の経済循環するためのデザイン、関係づくり、リレーションデザイン。

本業は、マスプロダクトのデザインであるが、消費社会の中のデザイン活動に疑問を感じ、'02年から現在まで、自発的に全国の地域と地域の産業や人材の育成のために様々なデザイン活動を行って来た。デザインは、単に商品をデザインすることにとどまらず流通、販売の仕組み、ネットワークづくり、地域の人材育成のための様々なワークショップを行ってきた。消費者ではなく、共創者としての人材育成、地域の素材、人材を活かす仕組みやデザインを、地域と企業と連携しながら、新しい価値づくりを行ってきた。産業を担うデザインから、地域や社会に貢献するデザイン創業がテーマである。地域文化の分析と可視化、コミュニティー形成、産業創造、コミュニケーション形成、流通販売戦略、人材育成・教育がテーマ。


鹿沼市プロジェクト
栃木県 2011年〜 鹿沼の伝統技術、素材を活かしたデザイン活動。

日南市油津商店街活性化計画、子育て支援センタープロジェクト
宮崎県 2017年 子育てを支援するまちづくりのために地域コミュニティー再生のワークショップを2年間行い、子育て応援者と施設を結びつけ、年間5万人を超える来場者が来る施設になり、商店街の活性化へ貢献することになった。

高畠町立 遊戯施設・図書館の建築設計から木材流通まで
山形県 2019年 地域の文化育成、コミュニティーの形成。地域の山林伐採から調達、加工、設計までの一連のデザインにより、地域の産業や人材活用につながり、地域の人たちの愛する場所として生まれた。

「コイヤ」ブランド、協議会設立
2019年 工業製品のものづくりを、地域へ戻すために地域の素材、地域の工務店、大工による全国共通デザインネットワーク、コイヤ協議会を立ち上げ、デザイン流通の仕組みを開発、現在住宅にまで発展している。