菅沼比呂志(すがぬま・ひろし)
SUGANUMA Hiroshi
- 専門
- 現代写真、キュレーション
Contemporary Photography, Curation - 所属
- 映像学科
Imaging Arts and Sciences - 職位
- 教授
Professor - 略歴
- 2024年4月着任
1963年生まれ
同志社大学文学部卒業(学士) - 研究テーマ
- 視覚的なもの(主に写真)を読み解き/制作する力(リテラシー)の追求と、写真を通した新しい世界の発見を探究。
’87年同志社大学文学部卒業、株式会社リクルート入社。’90年若手作家をサポートするギャラリー「ガーディアン・ガーデン」の立上げに参加。以後、若い世代の新しい表現を求めた公募展「写真/グラフィックアート『ひとつぼ展』」(’92~2008年)、「写真/グラフィック『1_WALL』」(’09~'22年)、新たなドキュメンタリーを模索した公募展「写真[人間の街]プロジェクト」(’93~’02年)、若いまなざしで日本を写真で記録するプロジェクト「フォト・ドキュメンタリー『NIPPON』」(’04~'06年)、近隣アジア諸国の若手写真家を紹介する「アジアンフォトグラフィーシリーズ」(’94~’13年)、第一線で活躍する作家のデビュー当時にフォーカスした展覧会「タイムトンネルシリーズ」(’94~’13年)等の企画制作に関わる。’17年よりフリーランスとなり、'18年韓国・釜山で、荒木経惟、石内都、北井一夫、土田ヒロミ、東松照明ら、日本の現代写真の幕開けを紹介する「粒子にのせた言葉 ~ 日本現代写真の源流」展(古隠写真美術館)、’21年写真の定義を拡張し続けている7人の若手作家を紹介する「とどまってみえるもの」展(横浜市民ギャラリーあざみ野)、東川町国際写真フェスティバル・受賞作家展(〜’23年)、'23年「形あるもの、形なきもの〜写大ギャラリー・コレクション」展(写大ギャラリー)、'24年「土門拳 祈りの風景〜土門拳自選作品集より」展(写大ギャラリー)等の企画に携わる。
また、中国の平遥国際写真フェスティバルや韓国の東江写真フェスティバル、テグ・フォト・ビエンナーレ、台湾のYoung Art Taipei、英国のベルファスト写真フェスティバル等でも展覧会企画やポートフォリオレビューのレビュアーを務める。ʻ17年より東京で唯一の国際写真フェスティバルである「T3 Photo Festival Tokyo」の企画・運営に参加している。