造形構想学部(2019年4月以降入学者)

教育目標

映像学科では、総合的造形教育と社会に対する広範な知識の教授を基盤とし、映像表現分野とテクノロジー分野の交錯する領域において創造的思考力を発揮できるような人材、幅広い教養に通じ、歴史的背景を理解しながらも、変化する社会状況、技術・表現に適応し、新たな価値を産み出しうる映像表現者であり文化創造の担い手となる人材を養成する。
具体的な研究領域としては、静止映像としての写真表現及び時間や動きを含んだ映像としての映像表現であり、前者はケミカルフォト・デジタルフォト、後者はデジタルドラマ・映画・ドキュメンタリー・アニメーション・CG・メディアアート・サウンドアート・インタラクティブアート等が該当する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

映像学科は、真実を見つめる強い意志の向上を図り、自由かつ大胆な創造的感性を磨き、表現する者としての眼を育み、美意識を涵養することを目的としたカリキュラムを実践している。それは映像表現の総合性を感得して、真の専門性を獲得するための全方位的カリキュラムであり、作品制作と制作指導が教育の基柱となる。本学科は「映像文化」が言語を超え、国境を超え、民族・宗教をも超えられる「存在」であると考えており、全学共通科目で学んだ知識や教養を表現行為や行動に変え、変化する世界の社会状況に、自ら確信をもって対応できる文化創造の担い手となる、映像の真の表現者・理解者を育成する。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

映像学科は、建学の精神である「教養を有する美術家養成」を土台に、1990年に開設された。
映像学科の教育は、映像技術の習熟にはとどまらず、過去に蓄積された映像及び表象文化の豊かな歴史を踏まえながらも、新たな価値を生み出す革新的な創造者を養成することを目的としている。 こうした能力を養うために、次のような学力と意識を持った入学者を求める。

  • 自らが目指す将来像に向けて学ぶための基礎的な教養・表現力がある人
  • 映像への強い関心と表現意欲があり、新しい表現・技術を常に探求しようとする人
  • 新たな映像の可能性を探り、創造的思考力を用いて、その表現を具現化しようとする人

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

造形構想学部ディプロマ・ポリシー(各学科共通)

創造的思考力の応用発揮において独自の探求を行い、社会的イノベーションに寄与しうる人材として以下の7点について評価し、学位を授与する。

  • 専門的な知識を理解し深めることができる。
  • 専門分野の基盤となる文化や諸科学について総合的に理解している。
  • 創造的思考力を深め広げる技能を身につけている。
  • 他者に伝える表現能力及び他者とともに考える対話能力を身につけている。
  • 批判的思考を働かせ、課題や主題を自主的に設定することができる。
  • 論理的思考・創造的思考を働かせ、独創的な課題解決の判断や構想ができる。
  • 課題発見・解決に幅広い関心と高い意欲で取り組み、社会のなかで主体的に行動することができる。

造形学部(2018年4月以前入学者)

学科理念・教育目標

映像学科の理念は開設時(1990年)から「全方位的な映像教育を目指す」ということを継続してきています。「全方位的な教育」とは、これまでの写真、映画・ドラマ、アニメーション、メディア・アート、イメージフェノメナンという映像の諸ジャンルのなかに閉じこもって創作を研究するのではなく、表現メディアとしての映像と言語、それに音と造形を加えた4つの言葉を使いこなして映像の諸ジャンルの特性を引き出し、カドリンガルとも呼ぶべき映像表現者と映像表現の理解者の巣立つ場をつくりあげようという意味です。この目標を掲げられるのは、これまで大学が行ってきた文化総合科目(身体運動文化、教養文化、言語文化、造形文化などに関する科目)と造形総合科目による教育が前提としてあるからです。武蔵野美術大学の教育環境の中で、映像学科はそれらをさらに拡大して、映像の分野でメッセージを想像することのできる人材の育成を目的としています。また、この目的を自ら達成できるように、映像の諸ジャンルにおいては「多面的」に学習できること、専門的に学習できることの両方が可能な科目構成が組まれています。このような「多面的」学習方法と「全方位的」な教育の理念とを併せて、映像を「総合的に学ぶ」という、他大学にはない特長を揚げています。

専門的に学ぶことと「総合的に学ぶこと」は、一見矛盾しているようですが、本来の専門性は総合的に学ぶことからしか得られません。またそれを映像において可能にしているのが映像の諸ジャンルが共通して持っている「情報性」と「時間性」という特徴です。

以上の理念はまさに現在の映像の制作環境や社会的要請と一致しており、本学科の未来へと継続すべきであると考えています。

3つのポリシー

造形学部のカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)は、以下のページをご覧ください。