山中一宏教授(工芸工業デザイン学科)が発表した照明『TSUBOMI』が、Dezeen Awards 2025「Lighting design of the year」を受賞しました。Dezeen Awardsは、建築・デザイン界で世界的に最も注目されるアワードのひとつです。審査は “美しさ・革新性・社会的意義” を軸に、国際的な専門家が行います。

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審査員コメント:
本デザインは、“完全な形態こそが常に最美であるのか”という命題に対して批判的検討を促すものである。一見して可愛らしく、ある種の遊戯性や素朴さを備えた本照明器具は、あえて“皺”を思わせる造形的揺らぎにより独自のエレガンスを獲得し、固有のキャラクターを形成している。さらに、今日の照明デザインにおいては稀有な、手頃で非・貴重品的な(非プレシャスな)在り方も、本作の特筆すべき特性である。
作品コンセプト:
真空パックされた平面素材の折りたたまれた状態を開き、手で立ち上げることで、底面の穴から空気が入り、紙以外の構造を用いず自立する照明となります。折りたたまれた状態で生じるしわは、広げた際に紙に独自で美しい表情を与え、光にさらされることでその表現はさらに際立ちます。この作品は軽量であり、展開の仕方に応じて形を保持することができます。このことにより、常に完璧な形こそ美しいという概念に疑義を呈したいと考えています。
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