日程 |
2024年10月19日(土)~2024年10月20日(日) 11:00-18:00 |
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場所 | 山谷地域各所(清川・日本堤・東浅草付近)/受付:「再来」居酒屋(東京都荒川区南千住2-31-8) |
芸術団体「3ducksDADA」メンバーの侯米蘭さん(HOU Milan/2021年大学院造形研究科修士課程芸術文化政策コース修了)、楊璞賴馨さん(YANG Pulaixin/2022年大学院造形構想研究科修士課程映像写真コース修了)、張竣凱さん(ZHANG Junkai/2023年大学院造形構想研究科修士課程映像写真コース修了)が開催する展覧会のお知らせ。
Ⓒさんや駄々
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「Archive Memories」|再来さんやー小さい芸術祭 2024開催決定!
今年で4年目を迎える「再来さんやー小さい芸術祭 2024」は、「Archive Memories」をテーマに、10月19日(土)〜20日(日)の二日間に東京山谷地域各所(南千住駅から徒歩5分)をメイン会場で開催されます。参加作家:宇野晶、酒井風、熊一楽、Keita & Erline、三保谷将史、尹苑、Linz、桜井旭合計8名/組。映像セッションは世界中の異托邦と民族共同体の声を集め、国内外9名のアーティストによる14作品を上映します。
「再来さんやー小さい芸術祭」は、レジデンスを実施し、山谷(さんや)地域を舞台に作られた作品群を街中の協力施設や公共空間などを会場に、展示・映像の上映・パフォーマンス・ワークショップなどを行い、2021年度から毎年開催している小さな芸術祭です。今年のテーマは「Archive Memories」とし、私たちの記憶に刻まれた町は、現実では消えゆく一方ですが、その光景を作品通してアーカイブし、心に残していきます。
さんやAIRに参加する作家―宇野晶、酒井風、熊一楽、三保谷将史の4名作家がさんや地域の社会的企業「結YUI」が運営する簡易宿泊所に2週間を滞在し、時間を掛けた丹念な交流を通した作品/パフォーマンスを展示する予定です。招待作家のKeita & Erline、尹苑、Linz、桜井旭は、地元店舗への訪問、地域清掃活動の参加など、自らから積極的にリサーチを行い、地域とアートの魅力をさまざまな角度から体感できる展示を作り上げます。
映像セッションは、多様な文化共同体を焦点に当たり、民族誌映画 、都市構造を批評的に分析するフィルムエッセイ、実験的なドキュメンタリー、アニメーションなどが4つのプログタムに分けて上映され、観客に自身の視点を再評価し、よりリフレクティブな視点で共同体と文化を理解することを奨励します。これにより、主流メディアが異托邦地域に対して抱く固定観念に挑戦し、異托邦の声を共鳴させます。
会場となる東京唯一のドヤ街の「山谷」は、日本の現実を凝縮したような街です。「山谷」という地名は1962年に廃止となったが、さんやに存在するダイバーシティの形を知り、問題提起を行うために、「再来さんや」が議論と交流の場を芸術祭の形で構築していきます。
本芸術祭は、外国人メンバーが構成した団体ー「さんや駄々」が企画運営し、本当の異邦人ーさんやを知らなかった故にステレオタイプを超えた多様な視点で、コミュニティへの理解を深めることができます。「いま、ここ」こそ生み出せる雰囲気や生き方を尊重し、人間の多様性を受け入れることを、異なる人々が一緒に生きて考え、「さんや異邦人」の生活を見直すことを目指しています。
【企画団体】
「さんや駄々」
2021年結成。都市、地域社会、階層構成、資本主義と労動など現代社会の課題について議論と交流の場を構築すべく東京を拠点に活動中。2021年から東京・さんやエリアにて「再来さんや」を企画・実施。
助成:令和6年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業
観覧料:500円
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