「つくる思考」2026
掲載日:2026年3月31日(火)
| 日程 |
2026年4月16日(木)~2026年5月6日(水) 10:00-20:00 *最終日は17:00まで *会期中無休 |
|---|---|
| 場所 | 市ヶ谷キャンパス 1階・2階 |
武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所(以下、RCSC)と株式会社日本総合研究所(以下、日本総研)の共同研究拠点「自律協生スタジオ(Convivi)」による展覧会のお知らせです。

***
オープニングダイアログ
| 日時 | 4月17日(金)18:00-20:00 |
|---|---|
| 場所 | 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 7階 |
| タイトル | 子ども達の100の言葉と「つくる思考」〜まちの保育園・こども園の実践に学ぶ〜 |
| 登壇者 | 松本理寿輝(まちの保育園・こども園代表) 山岸日登美(まちの保育園・こども園ペダゴジカルパートナー) 若杉浩一(RCSC所長・武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科教授) 井上岳一(日本総合研究所チーフスペシャリスト) |
| お申込み | お申込みはこちら |
クロージングダイアログ
| 日時 | 5月6日(水)15:00-17:00 |
|---|---|
| 場所 | 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 5階 |
| タイトル | 「つくる思考」と私たち |
| 登壇者 | 展示物の制作をした学生・学部生と講師陣(講師陣は以下のとおり) 古川泰司(アトリエ古川一級建築士事務所代表)、平手健一(寺田平手設計代表)、小山裕介(torinoko代表)、白鳥裕之(torinokoディレクター・デザイナー)、冨重法生(武蔵野美術大学キャンパス設計室)、辻嘉彦(アトリエT-Plus建築・地域計画工房代表)、山田聖士(内田洋行デザイナー)、若杉浩一(RCSC所長・武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科教授)、井上岳一(日本総合研究所チーフスペシャリスト) |
| お申込み | お申込みはこちら |
背景
RCSCと日本総研は、2022年11月に共同研究拠点「自律協生スタジオ(Convivi)」を開設、以来、自律協生社会の実現を目指した研究を進めてきました。自律協生社会とは、個が自律的・主体的に生きながらも、人と力を合わせて生きる社会のことです。それは、一人ひとりが社会をつくる主体として引き受ける社会です。そして、その実現方策を検討する中で生まれた鍵概念の一つが「つくる思考」です。自律協生社会とは、「つくる思考」が浸透した社会とも言い替えることができます。
趣旨
子どもは、息をするのと同じくらい自然に、つくり、描き、歌い、奏で、踊ります。子どもにとってつくること(ここで言う「つくる」には、制作行為だけでなく、歌や踊りなど身体を使った表現行為も含めます)は、無心になって没頭できる最高の遊びです。同時に、つくることを通して、子どもは事物の本質を知り、自他と向き合い、より広く深い世界に開かれてゆきます。子どもにとって、つくることは生きることにほかなりません。
しかし、歳を重ね、分別がつくにつれ、人はつくることから遠ざかってゆきます。子どもの時には日常だったつくることが、大人になると非日常の特別な行為になり、楽しさよりも、苦手意識や恥の意識が先に立つようになって、ますますつくることから遠ざかるようになります。結果、語りはするが、つくらない大人達ばかりの世の中になります。それは望ましいことではありません。つくる側に回るほうが人生は間違いなく楽しいし、つくる人が多いほうが、遊び心や寛容性に溢れた社会になることが期待されるからです。何より、つくる人たちがいないと社会は進化しません。目の前にある物事や状況に満足できず、より良いもの、より楽しく、心地良いものにつくりかえようとする人々の行動が、この社会を前に進める原動力となってきたからです。つくる人が少なくなれば、社会の進化は止まります。つくる人は社会を前に進める人です。
だから私たちは、つくる人を増やしたい。子どもから大人までがつくることを楽しみ、つくることを通じて事物や自他と向き合い、広く深い世界に開かれ、一人ではなしえなかったことを力を合わせてつくりあげる世界をつくりたい。それを実現するために何が必要になるのか。私たちは、そのための方法とプロセスを「つくる思考」と名付け、その探求と実践を続けてきました。本展覧会は、その一端を紹介するためのものです。
願わくば、一人でも多くの人がつくる思考を身に付け、つくり続ける人生を歩まんことを。
会場構成
本展覧会は4つのパートに分かれます。
Part 1、Part2では、RCSCと日本総研の共同研究拠点「自律協生スタジオ(Convivi)」の共同研究の成果を展示しています。Part 1は、「つくる思考」の理論編。人はどのようにしたらつくることができるようになり、つくり続ける人になるのか。つくることがどのような作用を人にもたらすのか。そのプロセスを分解し、模式化することを試みています。
Part 2では、〈世界で最も創造的な幼児教育〉と称されてきた北イタリア発祥のレッジョ・エミリア・アプローチを実践に取り入れている「まちの保育園・こども園」(運営:ナチュラルスマイルジャパン株式会社)の取組を紹介します。既に15年以上の歴史のある「まちの保育園・こども園」では、つくることを通して子ども達が生き生きと世界を捉え、表現をし、自ら生きる世界をつくり出せるようにするための方法論を蓄積してきました。まさに「つくる思考」を実践する先駆者です。展示では、「まちの保育園・こども園」の実践を「つくる思考」の観点から解釈し直し、紹介しています。
Part 3では、大学カリキュラムでの実践を紹介しています。市ヶ谷キャンパスを本拠地とする学部(クリエイティブイノベーション学科)と大学院(クリエイティブリーダーシップコース)は、どちらも入試において実技試験を排しています。このためつくることに慣れていない学生が多く存在します。つくることに対していわば〈素人〉である学生達に「つくる思考」を身に付けてもらうために行っている二つの授業(学部2年生を対象とした「プロダクト演習」と大学院生を対象とした「建築造形基盤演習3」)の狙いと成果を学生達の作品と共に紹介しています。
Part4(1Fエントランス&MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの展示スペース)では、昨年度の卒業生の卒業制作のうち、「つくる思考」がどのように人を変えるのかをよく示す2点を選んで展示しています。「つくる思考」の持つ力を味わってみてください。
会場:市ヶ谷キャンパス 2階 1/M(イチエム)、1階 エントランス、1階 MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス店舗内
主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所
共催:日本総合研究所
協力:まちの保育園・こども園(運営:ナチュラルスマイルジャパン株式会社)、まちの研究所株式会社
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