2006年度に発足した「国際交流プロジェクト」は、国際交流を大学としてサポートし、個人や学科の経験を大学全体の資産として共有することを目指す制度です。海外の教育機関との共同プロジェクトを通して、新たな美術・デザイン教育の方法論を模索するとともに、本学の教育の在り方を世界に発信します。海外を訪れて現地の学生とともに制作する。そこには、国籍や専攻を越えて語り合う機会が広がっています。また、訪問教授制度や産官学共同プロジェクトなどとの、有機的な連携や相乗効果も期待されています。

2018年度採択一覧

パペルマヒカ - 版と線のちから

交流機関 サンアグスティン アートセンター
オアハカ州立自治ベニートファレス大学 芸術学部
実施研究室(代表者) 日本画学科(内田あぐり教授)、油絵学科版画専攻(遠藤竜太教授)
渡航先 メキシコ
実施期間 2018年8月1日~8月16日
内容 メキシコ南部オアハカにあるサンアグズティン・アートセンター付属ギャラリーにおいて、本学日本画学科と油絵学科版画専攻の学生、スタッフ教員とオアハカ州立自治ベニートファレス大学芸術学部学生を中心とした若手アーティストたちによる国際交流展を開催する。展覧会は「パペルマヒカー版と線のちから」という名称により、版画や和紙へ描いた日本画、または様々な素材で紙に描かれたPaper worksを展示する。会期中にアートセンターの工房とアトリエで版画と日本画のワークショップを行う。版画の木版リトグラフや日本画の墨による線描など、日本の美術や文化、本学の美術教育を紹介することは大変意義深く、相互の交流と文化の理解を深めることとなる。

フェイシングタイム・ムサビ・プロジェクト

交流機関 ウィーン工科大学
実施研究室(代表者) 彫刻学科(伊藤誠教授)
渡航先 オーストリア
実施期間 2018月8月20日~8月24日
内容 オーストリアのウイーンを拠点に活躍するメディアアーティスト、ホフステッター・クルトの活動を通し、アートの科学や数学との関わりによるグローバルな展開について学ぶ。また、彼のプロジェクトである、1998年にスタートした地球規模のメディアアート・プロジェクト「フェイシングタイム・プロジェクト」をベースに、本学の学生とともに、パブリックアートの歴史おけるメディアアートのインタラクティブな展開と可能性を考察し、ウィーンのスタジオでワークショップを経験し、その実践として、共同プロジェクトとして本学にインタラクティブな装置を取り付け世界との交流を試みる。