マリア グアダルーペ・ケサダ レイノソ

パリ国立高等美術学校 彫刻専攻3年受入:彫刻学科2012年9月~2013年1月

マリア グアダルーペ・ケサダ レイノソ

日本で生活をするというのはなんだか夢の中にいるようなもので、今まででの人生で知っていたものとは全然違います。未来の街にいるみたいな感じで、進歩的なライフスタイルや完璧なマナーに感動しています。

ムサビは素晴らしい設備と美しい図書館を備えた、とても立派な学校です。皆が英語を話すわけではないですが、でも、誰もが本当に親切です。 国際センターのスタッフは親身で、いつでも手助けしてくれます。それに、授業の内外で私をサポートしてくれ、先生と話をしたいときには通訳もしてくれるスチューデントチューターもいて、本当に助かっています。

私はムサビで木彫について学びましたが、その成果にとても満足しています。彫刻学科の先生方は本当に素敵なアーティストだと思います。

いま、ムサビで素晴らしい時間を過ごし、多くを学べているということを、すごく幸運なことだと思っています。

キム・アヘ

弘益大学校美術学部油絵専攻3年受入:油絵学科2012年9月~2013年1月

キム・アヘ

ムサビでの日々はとても楽しいです。学校の施設はきれいで、整っているので、制作するのにも助かります。授業の内容も素晴らしく、技術面の細かな点まで丁寧に教えてくれる先生の説明や指導が印象的ですし、学生の個性を尊重する全般的な雰囲気もすごく良いと思います。それに芸術祭での展示の機会があることで、学生が展示方法や作品の販売の練習ができるのもすごく良いと思いました。また、自分の作品に信念やこだわりを持ち、何かに夢中になっている学生の姿は私にとって、良い刺激になりました。

また、国際センターからのバックアップもあり、ここでの生活はすごく楽しいです。不便なことはほとんどありません。クラスにはチューター、生活ではレジデントアドバイザーがいて本当に助かります。学校のスタッフ、警備員さんや駐輪場のおじさんまで、皆さんがすごく優しくて良いです。なにか困った時に質問をすると、誰もが親切に答えてくれます。クラスメイトたちも本当に優しいです。日本の人たちは私が思ったより、もっと親切でした。今、友達と一緒に美味しいものを食べたり、ビールを飲んだり、くだらないおしゃべりや真剣な話をしたりしている、この時間はとても大事な思い出になると思います。

新しい環境の力はすごいです。慣れる楽しさもありますが、慣れる過程の中で感じる違和感や、その違和感から生まれる、みずみずしい感覚が私にはもっと大事に思えます。私にとって、そのような感覚が、毎日の生活にも、絵を描くときにもすごく役に立ちました。また、いろんな刺激からインスピレーションを得て、いいリフレッシュにもなります。

こんな感情は、新しい場所や新しい経験から得られるものだと思うので、私は、日本で過ごす一瞬一瞬の時間を大切に過ごしています。その瞬間毎のときめきが、私の勇気にもなって、どこに行こうと、何かをするにしても、なんとかできてしまうような気がしています。本当に、この協定留学でムサビに来て良かったです。私に与えられたすべてに感謝しています。

デニズ・サントロ

ミラノ工科大学デザイン学部
インテリアデザイン専攻 修士課程2年
受入:工芸工業デザイン学科2012年4月~7月

デニズ・サントロ

みなさん、こんにちは。イタリアのミラノ工科大学デザイン学部のインテリアコースからムサビに協定留学中のデニズです。

今のこの経験をどう伝えればいいのでしょうか? 実際、この8月にはイタリアに戻っている自分を想像することは難しいし、考えると悲しくなってしまいます。できればもっと長い時間をここ日本で過ごしたいと思ってしまうくらいに、ムサビでの時間は素晴らしいものです。

日本に来た初めの頃は、文化的な背景が違う点から生じる難しさ、特に授業の中で、私の発案・企画の方法やデザインへのアプローチが、学生に要求されている日本的な内容とは違っていると感じていました。そのため、最初の頃は締め切りに追われ、講評やミーティングでは皆に圧倒されてしまい、クラスの中で場違いな自分を感じていました。加えて、イタリアからは一万キロも離れた「初めてのアジア」での生活だったというのも大きかったと思います。

でも、いつの間にか、ここでの生活というものを理解し、言葉を覚え、その結果、友達もたくさん出来ました。また、ムサビの刺激的であり恵まれた環境が分かるようになりました。今では周囲にも馴染めたし、先生方や友達は皆とても協力的で親切です。私から見て日本人は本当にシャイなのですが、たとえちっぽけなこと、学校には関係ないことでさえ色々と皆が助けてくれます。

ここ、ムサビで私は多くを学んでいますが、何よりもたくさんの優しい友達を得ることができました。国際センターのみなさん、お世話になっている先生方や研究室の皆さんにはどう感謝を伝えればいいのか、ぴったりの言葉が見つかりません。本当に素晴らしい時間を過ごせていると思います。

確かに、日々の中では難しいこともあるけど、今まで経験したことのない、新しい冒険に満ちた時間を私は過ごしているのだと思います。

セレナ・バリデリ

ミラノ工科大学デザイン学部
コミュニケーションデザイン専攻 修士課程2年
受入:デザイン情報学科2012年4月~7月

セレナ・バリデリ

ムサビでの時間は、いつだって私の予想を上回っています。日本で学び、生活することは私にとって長年の夢でした。来日前は、文化の違いを心配していたにも関わらず、ここに到着するとすぐに慣れ親しんだ場所にいるように感じました。言葉もそれほど大きな問題とはなっていません。学生の多くが英語を話せますし、もし、上手に話せないとしても、仲良くしようとしてくれます。また、ムサビでの教育の質は素晴らしく、先生方はいつでも質問に応じてくれるし、親切でとても頼りになります。授業中は私をサポートしてくれ、またクラス外でも互いに多くを学びあえるスチューデント・チューターの他にも、色々な学科にたくさんの素晴らしい友達ができました。何かしら新しいもの、すること、見ることを日々発見できるムサビでの生活はエキサイティングで、また、図書館に行って本を読む、そんなことでさえ私には楽しい経験です。そんな感じで、今までの人生で一番素敵な時間を過ごしています。ぜひ、みなさんにムサビでの協定留学をお勧めしたいです。