身体運動文化研究室とカゴメ株式会社イノベーション本部が連携授業を実施しました

2022年度前期開講科目、文化総合Ⅰ類「健康と身体運動文化Ⅳ A(日常生活と健康)」(担当教員:身体運動文化研究室 北徹朗教授)では、カゴメ株式会社イノベーション本部との連携で授業を実施しました。
この授業の中で行われた、『野菜摂取促進するためのアイデア』のプレゼンテーションに対する、審査結果発表・優秀賞表彰式が9月16日(金)に行われました。
審査結果発表・優秀賞表彰式では、最優秀賞(金賞)・優秀賞(銀賞)・優秀賞(銅賞)・北先生特別賞・カゴメ特別賞を受賞した学生に対し、カゴメ株式会社イノベーション本部より、賞状と副賞、講評が贈られました。

健康と身体運動文化Ⅳ A(日常生活と健康)審査結果発表・優秀賞表彰式

日時 2022年9月16日(金)12:15-
出席者 カゴメ株式会社 執行役員 イノベーション本部長 上田宏幸氏
カゴメ株式会社 イノベーション本部 自然健康研究部 野菜摂取エビデンス研究グループ 課長 鈴木重德氏
カゴメ株式会社 イノベーション本部 自然健康研究部 野菜摂取エビデンス研究グループ 佐々木恵理加氏
武蔵野美術大学 身体運動文化研究室 北徹朗教授
健康と身体運動文化Ⅳ A(日常生活と健康)受講学生

カゴメ株式会社 イノベーション本部 執行役員イノベーション本部長 上田宏幸氏のコメント
人間の非合理的な部分を動かすには、合理的に考えるサイエンスと、人の行動を変え人に感動を起こすことができるアートの世界を一緒にすることが必要なのではないかと考え、今回、アイデアを募集いたしました。プレゼンテーションでは我々も気がつかないような、多種多様な良いアイデアがあり、とても面白かったです。皆さんが行っているアートの世界は、本当に力があると思います。ぜひ、これからも頑張ってください。


最優秀賞(金賞)受賞者への賞状授与


カゴメ株式会社 執行役員 イノベーション本部長 上田宏幸氏、担当教員北徹朗教授と、最優秀賞(金賞)・優秀賞(銀賞)・優秀賞(銅賞)・北先生特別賞・カゴメ特別賞受賞学生


カゴメ株式会社 執行役員 イノベーション本部長 上田宏幸氏

武蔵野美術大学 北徹朗教授より
「短い睡眠時間」、「いい加減になりやすい食事」、「喫煙率の高さ」…など、2012年に本学に着任以降、ムサビ生にとって「健康」を考える授業はとても重要だと感じてきました。
歴史的にムサビ生は平均睡眠時間が短く、適正とされる睡眠時間を大きく下回っています。一般大学のように、一夜漬けで突破できる安易な課題や研究は課されないため、生活リズムが乱れやすくもなりますし、忙しいため食事バランスに気を遣うこともできずに突き進む、という状況が生じやすくなっています。
今回、カゴメ株式会社様との共同研究の機会を通じ、ベジチェック®という画期的な測定機器を使わせて頂きました。これを用いることで「野菜摂取のつもりと実際」の答え合わせを毎週行いながら授業を進めることができました。
受講学生の皆さんは、授業内容やデータ推移から得た問題意識や仮説に対して、最終プレゼンテーションにおいてその解決策を遺憾なく披露してくれました。

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