授業科目の一環として、国内外のそれぞれの領域で活躍する専門家を訪問教授として招き、講義や講評会という形式で、特別授業が開講されています。これまでにも著名なアーティストやデザイナーの講演や講評会、公開シンポジウムなどが多彩に行われています。また、テーマを設定したワークショップや、学科の枠を超えた合同制作・講評会などの、実験的な試みもなされています。

訪問教授の紹介

2013年度

Stephen Jones

Stephen Jones
イギリス / Millinery(帽子デザイナー)、ロンドン芸術大学名誉教授

受入期間
2013年4月15日(月)~4月20日(土)
受入研究室
空間演出デザイン学科研究室
担当教員
天野勝教授
講義・指導内容
帽子制作を通して、ファッションの可能性と奥行を再認識する
課外講座
起点と着想

英国王室をはじめ世界のセレブリティの帽子を手がけ、有名ファッションブランドの 数多くのデザイナー達とコラボレーションを行ってきた、世界的に有名な帽子デザイ ナーであるStephen Jones氏を招き、演習・実技形式での授業が行われました。授業 では、空間演出デザイン学科ファッションデザイン専攻の3、4年生を対象に、自分自 身の内部に潜む今までに気が付かなかった想像力や創造力を探り、そこから発見した 新たな思考力でオルタナティブな衣服またはファッショングッズを制作し、展示発表 を行いました。
課外講座では、「起点と着想」をテーマに、Jones氏の作品を年代ごとに紹介しなが ら、ファッションをより専門的かつ多角的に捉え、オリジナリティーあふれる作品を 創作するための方法論についてお話しいただきました。

Birgit Mager

Birgit Mager
ドイツ / ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザイン教授授

受入期間
2013年5月9日(木)~5月14日(火)
受入研究室
デザイン情報学科研究室
担当教員
長澤忠徳教授
講義・指導内容
サービス・デザインの概念と具体的なアプローチについての講義・ワークショップ課外講座:サービスデザインの価値
課外講座
サービスデザインの価値

ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザインで教鞭をとるBirgit Mager教授をお招きし、デザイン情報学科の学生を対象に、ワークショップ形式での授業が行われました。講義では、サービスデザインとは何か、をMager教授が実際に取り組んできたプロジェクトを例に解説いただき、「Service Design Basics」をテーマとしたワークショップでは、チームごとに、現在あるプロダクトやそれに付随するサービスをリサーチ、デザインコンセプトを考案し、成果発表に対する講評が行われました。
課外講座では、Mager教授の過去のプロジェクトを例に、どのように「デザイン」を非マテリアル製品やサービスに利用できるのか、という視点から「サービスデザインの価値」についてお話しいただきました。なお、課外講座は、六本木の本学D-Loungeからの相互中継で、鷹の台キャンパスにおいても同時聴講を可能にする初めての試みにより実施されました。

Philippe Bennequin

Philippe Bennequin
フランス / パリ国立高等美術学校教授

受入期間
2013年5月13日(月)~5月18日(土)
受入研究室
言語文化研究室、日本画学科研究室、建築学科研究室、油絵学科研究室
担当教員
藤田尊潮教授、三浦耐子教授、長尾重武教授、川口起美雄教授
講義・指導内容
  • 1)言語文化:フランスの現在の美術/絵画についての講義
  • 2)日本画学科:「顔料の比較‐日本画とフレスコ画の画材から‐」天然の土や岩を原料とした絵具作りと西洋技法への応用、建築空間への作品制作事例講義等
  • 3)建築学科:建築と壁画の関連についての特別講義
  • 4)油絵学科:フレスコ画技法の制作実習研究の指導、講評、ワークショップ課外講座:「その場所で」壁画家と芸術家の仕事
課外講座
「その場所で」壁画家と芸術家の仕事

パリ国立高等美術学校から、数多くのフレスコ画修復プロジェクトのご経験を有するPhilippe Bennequin教授をお招きし、日本画学科、油絵学科、建築学科、および中・上級フランス語科目履修者を対象として、ワークショップ・レクチャーによる指導、作品の講評が行われました。上級フランス語の授業では、Bennequin教授を交えて美術評論に関する著名な作家・批評家のフランス語テキストをもとに、概説・ディスカッションが行われました。建築学科では、イタリア建築の事例を通じて、フレスコ画技法や現代の制作事例について対談講義形式で紹介されました。日本画学科の講義・ワークショップでは、フレスコ画技法や顔料についての説明の後、様々な色調の岩絵の具を制作し、それらを用いて描画を行いました。油絵学科では、フレスコの下書きの授業において、下書きの材料や道具、技法の比較についての講義や制作事例の紹介が行われました。
課外講座では、Bennequin教授が過去に参加したプロジェクトの紹介を通じて、建築と密接に結び付いた芸術ならではの「場所」をめぐるフレスコ画作品のありかたについてスライドを用いてお話しいただきました。

Harri Koskinen

Harri Koskinen
フィンランド / デザイナー、Friends of Industry Ltd.主宰

受入期間
2013年5月29日(水)~6月4日(火)
受入研究室
建築学科研究室
担当教員
宮下勇教授
講義・指導内容
プロダクトデザインから建築設計まで、ボーダレスなデザイン手法を紹介する
課外講座
Harri Koskinen Works

フィンランドを代表するプロダクトデザイナーとして世界的に有名なHarri Koskinen氏をお招きし、建築学科の学生を主な対象として講義やワークショップ形式の授業が行われました。招聘期間中には、「Light Matters」と題されたオリジナル課題が出され、それぞれの参加学生がコンセプトの設定や明かりの提案を行い、最終日には作品や成果のプレゼンテーション、講評が行われました。この他にも、「おもてなし」をコンセプトに、障子紙用和紙を用いたキャンドルホルダーの制作や、「照明器具・明かりのデザイン」の作品プレゼンテーションや講評会が行われました。
課外講座では、フィンランドの田舎で生まれ育ったKoskinen氏自身のルーツから、現在、世界中のブランドと共同で展開しているデザイン活動まで、豊富な実例のスライド写真とともに紹介され、考え抜かれた機能性とその造形に貫かれた美意識を特徴とするKoskinen氏のデザインスタイルが語られました。

Bonnie Rychlak

Bonnie Rychlak
アメリカ合衆国 / キュレーター、彫刻家、元イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)主任学芸員、プラットインスティテュー

受入期間
2013年6月10日(月)~6月15日(土)
受入研究室
芸術文化学科研究室
担当教員
新見隆教授
講義・指導内容
イサム・ノグチを中心に、日米の20世紀美術と文化の交わりを学ぶ
課外講座
イサム・ノグチと、20世紀のアメリカと日本美術の関係

キュレーター、彫刻家であり、元イサム・ノグチ美術館主任学芸員であるボニー・リチラック氏をお招きし、「イサム・ノグチの作品を取り入れた展覧会企画」をつくるというテーマでワークショップを行いました。イサム・ノグチ庭園美術館でご活躍されていた頃の話を聞きながら、グループごとに展示企画のディスカッションを行い、最終日には成果発表を行いました。最終プレゼンテーションは英語で行われ、学生たちにとって、コミュニケーションの英語に加え、作品を扱い展覧会を企画するために必要な英語を学ぶ貴重な機会となりました。課外講座では、イサム・ノグチを中心とした、アメリカと日本の20世紀美術と文化のかかわりをテーマに、ご自身が制作アシスタントをされていたころの経験や身近で見てきたイサム・ノグチのまつわるエピソードを通して、彼の生涯や作品についてお話しいただきました。

Michael Bielicky

Michael Bielicky
ドイツ / カールスルーエ造形大学(HfG)メディアアート学科主任教授

受入期間
2013年6月17日(月)~6月22日(土)
受入研究室
映像学科研究室
担当教員
クリストフ・シャルル教授
講義・指導内容
メディアアートの先端研究についての講義およびネットワーク芸術のワークショップ、国際交流プロジェクト参加学生の指導
課外講座
ネットワーク芸術の最前線

世界の主なメディアアートフェスティバルに出品する作家として活動し、メディアアート教育を代表するカールスルーエ造形大学メディアアート学科主任をつとめるMichael Bielicky教授をお招きし、ネットワーク芸術に関するワークショップおよび国際交流プロジェクト参加学生への指導をしていただきました。授業では、21世紀の実験的な音響映像作家の作品や20世紀の前衛芸術、アニメーション作品を鑑賞し、個人・グループでの発表やディスカッションを行いました。また、同年10月にドイツのカールスルーエ造形大学で実施を予定している国際交流プロジェクトに向けて、Bielicky教授の指導のもと、ライブイベントやインスタレーションの展示準備を行いました。課外講座では、自身の作品の紹介を通じてネットワーク芸術について講義していただきました。

Edward Allington

Sophie Raikes

Edward Allington
イギリス / ロンドン大学スレード美術学校教授、大学院彫刻科主任

Sophie Raikes
イギリス / Henry Moore Institute学芸員

受入期間
2013年9月9日(月)~9月14日(土)
受入研究室
彫刻学科研究室
担当教員
黒川弘毅教授
講義・指導内容
イギリス近現代彫刻の展開、国際的視点から見た日本彫刻における近代性の特質、ヘンリー・ムーア・インスティテュートの活動について
課外講座
彫刻とは何か?近代日本彫刻とは何か?

ロンドン大学スレード美術学校で教鞭をとるEdward Allington教授と、Henry Moore Institute学芸員のSophie Raikes氏をお招きし、ワークショップおよび講義形式での指導、大学院生の作品講評が行われました。ワークショップでは、Allington教授の指導のもと、ブロンズ作品、アルミニウム作品を制作し、最終日には成果物である作品の展示を行いました。Raikes氏の講義を通じては、Henry Moore Instituteの活動やこれまでの主要な展覧会が紹介され、イギリスの研究者・美術館学芸員の展覧会企画の手法、近代日本彫刻に関する調査方法などが実践的に示されました。ワークショップと講義を通じて、学生たちは、作品の制作や展示の方法、展覧会企画に関する技術を体験的に学ぶことができました。
課外講座では、Allington教授自身の作品を通じて「彫刻とは何か、鑑賞者とは何か」という問題提起がなされ、近代日本の彫刻家の作品から見ることのできる、西洋化とは異なる独自性を有する日本彫刻の近代化についての見解が述べられました。

Axel Thallemer

Axel Thallemer
ドイツ / 工業デザイナー、デザインコンサルタント、リンツ芸術大学工業デザイン学科教授

受入期間
2013年9月9日(月)~9月14日(土)
受入研究室
基礎デザイン学科研究室
担当教員
板東孝明教授
講義・指導内容
自然の造形をもとにした科学的なデザイン探求
課外講座
Air / Water

オーストリアのリンツ芸術大学で教鞭をとり、工業デザイナー、デザインコンサルタントとして欧州を中心に活躍するAxel Thallemer教授をお招きし、ワークショップと講義形式の指導をしていただきました。ワークショップでは、学生がグループに分かれて機械部品や道具の観察や分析を行い、昔製図として使われたパンタグラフの説明を受けながら、パソコン上ではなく、手を動かしてかたちを生み出す工程を実践的に学びました。最終日には、完成した立体物と制作過程をまとめたプレゼンテーションを行いました。講義では、Thallemer教授が制作に関わったロボットの事例を題材に、日本とヨーロッパのロボットに対する考え方の違いについて議論が行われました。
課外講座では、「空気」や「水」に関する様々な事象や作品の事例が紹介され、学生たちが「空気」や「水」に対する新たな視点を発見し、それらを感覚的に捉え、作品に反映することを学ぶ貴重な機会となりました。

Rajendar Tiku

Pandeya Rajivanayan

Rajendar Tiku
インド / 彫刻家、元ジャンムー・カシミール(J.K)総合大学 音楽・美術学部 彫刻専攻教授

Pandeya Rajivanayan
インド / 彫刻家、ラクナウ総合大学 美術工芸大学校校長/彫刻学科主任教授

受入期間
2013年10月9日(水)~10月15日(火)
受入研究室
共通彫塑研究室
担当教員
戸田裕介教授
講義・指導内容
現代インドの美術と美術教育について
課外講座
現代美術/彫刻家の仕事から

元ジャンムー・カシミール総合大学教授であるRajendar Tiku氏と、ラクナウ総合大学教授であるPandeya Rajivanayan氏という二人の彫刻家をお招きし、共通彫塑研究室開設科目履修者を対象に対面実技指導をしていただきました。異なる言語・文化・宗教のもとで教育を受け、芸術家として精力的に活動すると同時に、教育活動にも積極的にかかわってこられた両氏の指導は、インターネットやマスコミといった間接的媒体を通してでは触れられない世界の多様性とその無限の広がりの一旦を、学生たちが自らの肌で感じ、目で見、行動を起こすための動機づけとなりました。授業では、モチーフの観察方法や、木材から「手または足」を彫る木彫技術、石材から「人体頭部」を彫る石彫技術の対面実技指導が行われました。また、ヒンドゥー教における貧困者・移動困難者用の伝統的な寺院であるmobile templeの記録ビデオをもとに、お二人に解説、講義をしていただきました。
「現代美術/彫刻家の仕事から」と題された課外講座では、両氏の彫刻作品の紹介を通じて、現代インド美術に関してお話しいただきました。

Dudy Wiyancoko

Dudy Wiyancoko
インドネシア / バンドン工科大学准教授

受入期間
2013年10月15日(火)~10月19日(土)
受入研究室
工芸工業デザイン学科研究室
担当教員
伊藤真一教授
講義・指導内容
『竹の造形』における講評、インドネシアのデザイン事情について
課外講座
インドネシアの文化とデザイン

バンドン工科大学プロダクトデザイン学科で教鞭をとるDudy Wiyancoko氏をお招きし、Bamboo for Tokyoというテーマでワークショップを開催しました。同氏の招聘に合わせて、バンドン工科大学からは9名の学生が来日し、本学学生とともに授業に参加しました。東京の都市と暮らしを観察し、竹を利用して何が提案できるか考察するワークショップでは、都内での調査研究をおこなった上で、グループディスカッション、発表を行いました。ワークショップは英語で行われ、学生たちは自らのアイデアを英語で伝え、異なる国の学生と意見を交換する貴重な経験を得ることができました。また、課題作品への講評にもご参加いただき、学生たちの制作意欲を高める指導が行われました。
課外講座では、インドネシアの文化とデザインの関係をテーマに、バンドン工科大学学生の作品、産学共同プロジェクトの紹介を通じ、インドネシアならではの工業デザインのニーズについて解説いただくとともに、インドネシアでのSocial Designの方法論についてお話しいただきました。

Reyer Kras

Reyer Kras
オランダ / 元ステデリック美術館 デザイン部門主任学芸員、アウレリウス・デザイン企画主宰

受入期間
2013年11月4日(月)~11月9日(土)
受入研究室
芸術文化学科研究室
担当教員
楫義明教授
講義・指導内容
デザイン、建築部門のキュレーターの仕事に関する講義およびデザインマネジメントのワークショップ
課外講座
オランダ・デザインの20世紀-デ・ステイルから、ドローク、現在まで

オランダを代表する近代美術館であるステデリック美術館でデザイン部門のキュレーターを長くつとめてこられたReyer Kras氏をお招きし、芸術文化学科学生を対象に、ワークショップ・講義形式での授業をしていただきました。授業では、オランダを中心に、デザイン関係の教育機関でユニークなデザイン・ワークショップを行ったReyer氏の経験をもとに、「日本にデザイン美術館をつくる」というテーマでグループディスカッション、プレゼンテーションを行いました。また、デザイン・マネジメントをテーマに、様々な国で開催された同氏の過去のワークショップや展覧会に焦点を当てた講義をしていただきました。
課外講座では、オランダを中心に、様々な国でデザイン展キュレーターとして活躍してきたご自身の経験をもとに、キュレーターとインダストリアル・デザイナー両方の視点から、オランダの近代から現代のデザイン、学芸員活動の実際、ヨーロッパの先端的デザインについてお話しいただきました。

Yanawit Kunchaethong

Yanawit Kunchaethong
タイ / タイ国立シラパコーン大学 絵画 彫刻 版画学部 版画学科准教授

受入期間
2013年11月11日(月)~11月16日(土)
受入研究室
油絵学科研究室
担当教員
高浜利也教授
講義・指導内容
本学構内で採取した植物由来の素材をもとにした版画制作のワークショップ、油絵のアトリエ指導等
課外講座
タイ現代美術から読み解く東南アジアの現在

タイのシラパコーン大学で教鞭をとるYanawit Kunchaethong氏をお招きし、版画専攻の学部・大学院の学生を対象に、ワークショップ形式の演習が行われました。移動の先々で入手した果実や樹液、樹脂などの素材をインクと調合し、シルクスクリーンによって画面に定着させる独自の技法を実践するYanawit氏に、ご自身がタイから持参した実作品を用いて、そのテクスチャーや画面効果、素材などを説明いただき、学生たちは印刷物ではない生の作品の表情を体験することができました。ワークショップでは、大学構内やその周辺で学生たち自らが素材を調査・採集、植物の版画素材としての可能性を検討し、オーガニックプリントの手法で描画・製版・刷りを行い、作品を制作しました。ワークショップのほかに、アトリエで制作を行う油絵専攻の学生、版画専攻の各工房にて個別の制作指導が行われました。
課外講座では、ご自身の作品やシラパコーン大学学生の作品、タイの代表的な芸術家の作品の解説を通じて、タイの現代美術についてお話しいただきました。

金炅均

金炅均
韓国 / 韓国芸術総合学校 美術院 デザイン科教授

受入期間
2014年1月16日(木)~1月19日(日)
受入研究室
基礎デザイン学科研究室
担当教員
原研哉教授
講義・指導内容
金炅均氏の視点、韓国の視点から見るアジアのデザインや教育の現状
課外講座
presentation'13 卒業・修了制作公開プレゼンテーション

韓国芸術総合大学美術院デザイン科教授である金炅均氏をお招きし、プレゼンテーションや講評を通じた指導をしていただきました。授業では、本学基礎デザイン学科と韓国芸術総合大学の連携のもとに進められたEx-formation SEOUL TOKYOプロジェクトの最終プレゼンテーションが行われ、韓国芸術総合大学の参加学生の作品概要について金教授に発表していただき、その後、本学学生が自身の作品のプレゼンテーションを行いました。
課外講座としては、基礎デザイン学科での卒業・修了制作展の公開プレゼンテーションおよび講評にご参加いただきました。韓国デザインの視点からの的確な意見をいただいたことは、学生にとって自らの作品を新たな視点から振り返る貴重な経験となりました。また、金教授の招聘は本学にとってもアジアにおける教育ネットワークの拡充に繋がる大変意義ある機会となりました。