授業科目の一環として、国内外のそれぞれの領域で活躍する専門家を訪問教授として招き、講義や講評会という形式で、特別授業が開講されています。これまでにも著名なアーティストやデザイナーの講演や講評会、公開シンポジウムなどが多彩に行われています。また、テーマを設定したワークショップや、学科の枠を超えた合同制作・講評会などの、実験的な試みもなされています。
訪問教授の紹介
2014年度
Gerry Leonidas
ギリシャ / レディング大学 タイポグラフィ グラフィックコミュニケーション准教授
- 受入期間
- 2014年5月12日(月)~5月17日(土)
- 受入研究室
- 視覚伝達デザイン学科研究室
- 担当教員
- 後藤吉郎教授
- 講義・指導内容
-
情報デザインI
情報と文字デザイン、これからのタイポグラフィの可能性について - 課外講座
- タイポグラフィとコミュニケーション
イギリス・レディング大学で教鞭をとるGerry Leonidas准教授をお招きし、視覚デザイン学科の学生を主な対象として、タイプフェース・デザインに関する授業が行われました。授業は、タイプフェース・デザインの実習と、情報機器におけるレイアウトの演習の二部構成で行われました。実習では、欧文書体の制作などを行い、その後の講評では、タイプフェース・デザインの異なる見え方や設計方法の在り方について解説いただき、Leonidas先生の丁寧できめ細かい講評に、学生からも熱心な質問が相次ぎました。
課外講座では、これから必要とされる文字・書体とはどのようなものか、記述の歴史などを踏まえてお話しいただきました。
阪根博
日本、ペルー / 天野博物館事務局長
- 受入期間
- 2014年5月26日(月)~5月31日(土)
- 受入研究室
- 教養文化研究室
- 担当教員
- 関野吉晴教授
- 講義・指導内容
-
文化人類学、人類史、文化人類学演習、表象文化、日本画絵画実習、クラフトデザイン、ミューゼオロジー
アンデス文明の土器、染色品から見た、インカ、及びプレインカ文明の造形の特徴、アンデス文明の世界に果たした役割を旧大陸の文明との比較を通してみる。 - 課外講座
- 土器と織物の造形から見たアンデス文明の世界観、宇宙観
ペルーの天野博物館事務局長である阪根博氏をお招きし、アンデス文明の土器や装飾品から見たインカ及びプレインカ文明の造形の特徴や、アンデス文明が世界に果たした役割などについて指導して頂きました。授業では、南米の歴史・文化、アンデスの服飾とデザイン、アンデス文明の建築物などについて、講義形式で解説して頂きました。また、日本画学科研究室の大学院生の作品講評にご参加頂き、アンデス文明の8~10世紀にかけて発掘された染織品の解説をして頂きました。
課外講座では、古代アンデスの造形と色彩をテーマに、アンデスの土器のスライドを示しながら、土器の形状や土器に描かれた絵を通して、古代アンデスの造形の特徴を解説して頂きました。日本ではなかなか見ることのできない土器に実際に触れる機会もあり、学生にとっては大変貴重な経験となりました。
Fatima Miranda
スペイン / パフォーミング・アーティスト、作曲家、歌手
- 受入期間
- 2014年6月23日(月)~6月28日(土)
- 受入研究室
- 映像学科研究室
- 担当教員
- クリストフ・シャルル教授
- 講義・指導内容
-
映像表現実習、映像芸術論、メディアアート2、映像原論
学生が参加する音楽と映像の舞台作品を構想し、発表するワークショップ - 課外講座
- 声を考える
パフォーミング・アーティスト、作曲家、歌手として活動されているFatima Miranda女史をお招きし、主に映像学科の学生を対象として、講義・ワークショップ形式の授業が行われました。学部1年生を対象にした「映像原論」では、Miranda女史の創作活動、映像制作と舞台作品を中心に講義いただきました。ワークショップでは、参加学生に事前に短い歌を用意してもらい、授業ではその歌を分析し、テクニックや方針を再検討し、最適化していきました。参加学生は、Miranda女史の指導の下、発声、リラクゼーション、ウォーミングアップ、リスニング、呼吸の練習を行い、そして声を楽器として捉え、未知のピッチ(音高)・テクスチャー・レゾナンスの探求や即興なども実践しました。
課外講座では、Miranda女史の創作活動、哲学と技術についてお話いただきました。
Prof. Philipp Heidkamp
ドイツ / ケルン応用科学大学文化科学学部長、ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザイン大学院教授、コースディレクター
- 受入期間
- 2014年9月11日(木)~9月16日(火)
- 受入研究室
- デザイン情報学科研究室
- 担当教員
- 今泉洋教授
- 講義・指導内容
-
デザイン情報学演習、Contextual Studies-2 ほか
インタラクション・デザインの新しい展開と発想法をテーマとしたワークショップ - 課外講座
- グローバルデザイン教育の重要性について
ケルン応用科学大学文化科学学部長であり、同大学ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザインにおいて教鞭をとるPhilipp Heidkamp教授をお招きし、主にデザイン情報学科の学生を対象として、ワークショップおよび講義形式での指導が行われました。ワークショップは、「社会革新のためのインタラクションのデザイン」をテーマとして、学生が4チーム4つのテーマに分かれ、ディスカッションを行いました。そして最後に、各チームが英語でプレゼンテーションを行い、同氏から講評を受けました。
課外講座では、デザイン教育の国際展開を自ら主導するHeidkamp教授から、ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザインにおけるグローバルデザイン教育の実践例およびその思想と方法論についてお話いただきました。
Marianne Greber
オーストリア / 写真家、ヴィデオ・アーティスト
Krzysztof Wodiczko
ポーランド、米国 / メディア・アーティスト、ハーバード大学大学院デザイン学科アート・デザイン・公共圏コース教授
- 受入期間
- 2014年9月22日(月)~9月27日(土)
- 受入研究室
- 芸術文化学科研究室
- 担当教員
- 新見隆教授、杉浦幸子准教授
- 講義・指導内容
-
ミュゼオロジーと展示、アート・マネジメントII、芸術文化演習Ⅰ、芸術文化演習Ⅱ ほか
社会と人をアート・デザインで結びつけ、社会を変革する可能性について - 課外講座
- 映像と現代社会-グローバル社会におけるトランス・ジェンダーとサバイバル
写真家、ヴィデオ・アーティストであるMarianne Greber氏と、ハーバード大学大学院デザイン学科で教鞭をとるKrzysztof Wodiczko教授をお招きし、ワークショップおよび講義・ゼミ形式での指導、学外実習が行われました。Greber氏の授業では、同氏の作品を通して、現代社会における芸術とは何かを講義で学び、「写真を撮る」ワークショップでは、学生がディレクターとなって写真撮影を行い、最後に英語で自分の作品のプレゼンテーションを行いました。Wodiczko教授の授業では、英語による卒業研究のプレゼンテーションおよびそれを受けた同氏からの講評がありました。
学外実習では、東京都写真美術館や日本民藝館などを見学し、調査を行いました。また、「映像と現代社会」をテーマに据えた課外講座では、社会と人をアート・デザインで結びつけ、社会を変革する可能性について、お二人の作品を通じて学ぶ機会となりました。
上杉裕世
日本、米国 / インダストリアル ライト&マジック(ILM)シニアデジタルマットアーティスト
- 受入期間
- 2014年9月26日(金)~9月27日(土)
- 受入研究室
- 空間演出デザイン学科研究室
- 担当教員
- 太田雅公教授
- 講義・指導内容
-
セノグラフィD、セノグラフィI
映画と現代のCG技術、絵画のコンビネーションを上杉氏の制作現場から学ぶ - 課外講座
- 特撮映像のマットペインティング その役目と実例/ジョージ・ルーカス工房(ILM)の26年
アメリカにあるインダストリアル・ライト&マジック(ILM)に所属する上杉裕世氏をお招きし、空間演出デザイン学科の学生を主な対象として、マットペインティングに関する授業が行われました。授業では、上杉氏が関わっている映画から、マットペインティングの実例とその技術が生みだす効果についての紹介があり、学生と上杉氏のQ&A形式で話が進められました。
課外講座では、「鷹の台からハリウッドへ -PART2-」と題して、本学卒業生である上杉氏の学生時代から現在に至るまでの経緯やILMでの仕事内容についてお話しいただきました。
Surendra Shakya
ネパール / 美術者(鋳物師)
- 受入期間
- 2014年9月30日(火)~10月6日(月)
- 受入研究室
- 共通デザイン研究室
- 担当教員
- 小井土滿教授、三澤一実教授
- 講義・指導内容
-
V期造形総合・工芸II(プロダクト制作・金工)
工芸制作において実施する金工の授業での鑞型鋳物の原型制作指導 - 課外講座
- ネパールの金銅仏について
ネパールの蝋型鋳物の専門家であり、美術家であるSurendra Shakya氏をお招きし、演習・実技形式の指導が行われました。授業では、ネパール、日本の伝統的技法である蝋型での成形をSurendra氏に実演いただき、その成形過程を学びました。また、Surendra氏の指導のもと、蝋の加工、成形後の金属の削り、磨き、仕上げの工程を実践しました。最終日には、学生の亜鉛合金による鋳造作品について、Surendra氏より講評を頂きました。課外講座では、ネパールの金銅仏をテーマに、ネパールの伝統的な鋳金の仕事について紹介いただき、ネパールから持参した仏像を用いて講義いただきました。また、Surendra氏の指導を受けながら仏像の指を制作する体験を行い、学生にとっても貴重な経験となりました。
Zdzislaw Schubert
ポーランド / 元ポズナン国立博物館ポスター・デザイン・ギャラリー長
Maria Kurpik
ポーランド / 前ヴィラヌフポスター美術館館長
- 受入期間
- 2014年10月6日(月)~10月10日(金)
- 受入研究室
- 芸術文化学科研究室
- 担当教員
- 今井良朗教授
- 講義・指導内容
-
芸術文化特論II(3年)、メディア演習I・II(3、4年)
「社会主義圏でのポスター(イラストレーション)表現やデザイン教育の歴史」及び「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレの運営」についての講義、東西冷戦下のポスター表現に隠されたメッセージの読み解き方、鑑賞教育に関するワークショップ形式の授業 - 課外講座
- 20世紀のポーランド・ポスターの特徴
本学美術館で開催された展覧会「ポーランドのポスター-フェイスあるいはマスク」にあわせて、ポーランドにおけるポスター研究の第一人者であるZdzisław Schubert氏、Maria Kurpik女史をお招きしました。ワークショップ形式の授業では、「ポーランドのポスター-フェイスあるいはマスク」で展示されているポスターを見て感じたことを各学生が発言し、訪問教授と共にポスターを読み解いていきました。
課外講座では、「20世紀のポーランド・ポスター」をテーマに、ポーランドの社会的背景を含めて、独特の表現であるポーランド・ポスターの歴史と、近年の「ワルシャワ国際ビエンナーレ」を通して見えてくる世界のポスター表現の動向について講演していただきました。
Rebecca Wright
イギリス / ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン グラフィック・コミュニケーションプログラムディレクター
- 受入期間
- 2014年10月6日(月)~10月11日(土)
- 受入研究室
- デザイン情報学科研究室
- 担当教員
- 長澤忠徳教授
- 講義・指導内容
-
デザイン情報学総合演習Ⅰ、Contexual Studies-2
世界規模での展開が期待される新しいコミュニケーション・デザイン領域に関する概念とその具体的なアプローチについての講義・ワークショップ - 課外講座
- Design is doing -複雑な世界におけるコミュニケーションデザインの役割の探求-
ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインにおいて、グラフィック・コミュニケーション分野のプログラムディレクターをつとめるRebecca Wright女史をお招きし、主にデザイン情報学科および視覚伝達デザイン学科の学生を対象として、ワークショップおよび講義形式での指導が行われました。ワークショップでは、「マス・コミュニケーションが禁止された世界の地下組織の活動家」という架空のシナリオに基づき、学生が賛成派・反対派のグループに分かれ、【1】グループ(組織)のマニフェスト、【2】グループ(組織)のアイデンティティ、【3】グループ(組織)のキャンペーンという3つのステージに分けてそれぞれプレゼンテーションを行いました。課外講座では、セントラル・セント・マーチンズ グラフィックデザインコミュニケーションの学生による作品、Rebecca女史自身が共同創立者をつとめるGraphicDesign&の作品を取り上げ、ますます複雑さが増す世界が生み出す挑戦や機会に対する、拡大するコミュニケーションデザインの役割についてお話いただきました。
Rajasekharan Nair
インド / 彫刻家
Karl Antao
インド / 彫刻家
- 受入期間
- 2014年10月8日(水)~10月14日(火)
- 受入研究室
- 共通彫塑研究室
- 担当教員
- 戸田裕介教授
- 講義・指導内容
-
彫刻II、彫刻F、彫刻f、彫刻g、Sculpture fA
共通彫塑研究室開設科目(実技・実習科目6科目)の通常授業での指導 - 課外講座
- 現代インド美術/彫刻家の仕事 vol.3
インド国内外で活躍中の彫刻家であるRajasekharanNair氏、Karl Antao氏をお招きし、主に共通彫塑研究室担当科目履修者を対象に対面実技指導をしていただきました。授業では、モチーフを観察し、あらかじめ規定した素材を用いて製作中の学生に、両氏が口頭で、またスケッチブックを介しながら、具体的な彫刻思想や技術の指導を行いました。それぞれインドの異なる風土で芸術家として活動を積み重ねてこられた両氏の指導は、学生たちにとっても、ごく一般的でスタンダードとしか思われていないような日常的な対象や行為の中に、意外性や新奇性のあるアイデアや視点が横たわっていることを再発見するきっかけとなりました。課外講座では、お二人それぞれのこれまでの制作と、現在進行中の制作やプロジェクトについてお話しいただきました。学生にとって、立体的な世界の多様性とその広がりの一端に直接触れ、自ら積極的に肌で感じる機会となりました。
Axel Thallemer
ドイツ / 工業デザイナー、デザインコンサルタント、シンガポール国立大学教授
- 受入期間
- 2014年10月14日(火)~10月18日(土)
- 受入研究室
- 基礎デザイン学科研究室
- 担当教員
- 板東孝明教授
- 講義・指導内容
- Bionic Permutations -生物学的変換-
- 課外講座
- Scionic -purpose-driven gestalt
2014年9月よりシンガポール国立大学で教鞭をとり、工業デザイナー、デザインコンサルタントとして活躍するAxel Thallemer教授をお招きし、ワークショップを開催しました。「Bionic Permutations−生物学的変換」というテーマのもと、学生は機械部品の観察・分析から、かたちの構成要素を抽出し、それらを変換する中でかたちが生物学的に生み出されていく過程を体験しました。最終日には、生み出されたかたちとそこへ至るまでの全プロセスをまとめた発表を行いました。
課外講座では、Thallemer教授が前任校リンツ芸術大学で10年に渡り行ってきた教育・研究成果の紹介とともに、自然界から得られたかたち・法則をデザインへ応用することの重要性についてお話しいただきました。
Peter de Kimpe
アムステルダム総合芸術演劇学院副校長、舞台美術学部長、教授、舞台美術家、展覧会場スペースデザイナー、建築家
- 受入期間
- 2014年10月14日(火)~10月18日(土)
- 受入研究室
- 空間演出デザイン学科研究室
- 担当教員
- 堀尾幸男教授
- 講義・指導内容
-
セノグラフィD、セノグラフィI
Peter de Kimpe氏の仕事を通してオランダの芸術文化に触れる。 - 課外講座
- アムステルダム今日芸術-舞台美術、現代文化、アートの視点から-
アムステルダム総合芸術演劇学院で教鞭をとるPeter de Kimpe教授をお招きし、主に空間演出デザイン学科の学生を対象として、講義・ワークショップ形式の授業が行われました。授業では、Scenography、舞台美術における空間デザイン、様々なPerforming Artsにおける空間デザイン、環境デザイン、Landscapeデザイン等々における創造が如何に成されるか、それらの創造者に必要不可欠なものとは何かについて、「隙間」をテーマにデザイン研究を行いました。
課外講座では、Kimpe教授の仕事を通して、アムステルダム、オランダの現代文化、アートに触れながら、オペラ作品”オルフェとユーリディチェ”の野外公演における空間デザインの実際や、アムステルダムゴッホ美術館新設別館設計などについてお話いただきました。
山本まさと
日本、スイス / プロダクトデザイナー、デザインコンサルタント
- 受入期間
- 2014年11月3日(月)~11月8日(土)
- 受入研究室
- 工芸工業デザイン学科研究室
- 担当教員
- 西川聡教授
- 講義・指導内容
-
プロダクトデザイン実習
「人が食べるための道具」をテーマとしたデザイン提案のワークショップ - 課外講座
- 道具を作る
プロダクトデザイナー、デザインコンサルタントとして活躍されている山本まさと氏をお招きし、主に工芸工業デザイン学科の学生を対象として、ワークショップおよび講義形式での指導が行われました。ワークショップでは、「食べるための道具をデザインする」をテーマに、出題テーマに応じたデザイン提案を行いました。学生たちは、木・金属・樹脂・粘土を用いてプロトタイプのモデル制作を行い、製作方法のアドバイスを受けました。また、英語によるミニディスカッションを行い、作品をプレゼンテーションする方法や海外でのコミュニケーションの留意点を学びました。ワークショップ終了後には、スイスの美術大学で実施された同テーマのワークショップでの学生の作品との比較研究を行いました。課外講座では、山本氏自身の経歴とボダム社での仕事、フリーランスの立場でのデザインに対する考え方、環境問題とプロダクトデザインのジレンマなどについてお話いただきました。学生にとって、国や地域性を超えたグローバルな視点から、デザインを考えるための思考力を養う貴重な経験となりました。
Chris Myers
米国 / フィラデルフィア芸術大学グラフィック・デザイン学科主任教授
- 受入期間
- 2014年11月10日(月)~11月14日(金)
- 受入研究室
- 視覚伝達デザイン学科研究室
- 担当教員
- 新島実教授
- 講義・指導内容
-
視覚表現演習
「厳密な構成原理に基づいた平面造形のプログラム」をテーマとした講義・ワークショップ - 課外講座
- モンテッソーリ造形教育に学ぶグラフィックデザイン教育
フィラデルフィア芸術大学グラフィックデザイン学科で教鞭をとるChris Myers教授をお招きし、主に視覚伝達デザイン学科の学生を対象として、ワークショップおよび講義形式での指導が行われました。ワークショップでは、非言語コミュニケーションと言語コミュニケーションを組み合わせることを目的として、自分たちの手を用いた様々なしぐさを写真撮影し、その写真に意味づけをし、イメージに適した言語を組み合わせていきました。課外講座では、Myers教授が学ばれた教育メソッドの中から、3-6歳児の教育を対象とした「モンテッソーリ教育」に焦点をあて、新しいグラフィックデザイン教育についてお話しいただきました。