授業科目の一環として、国内外のそれぞれの領域で活躍する専門家を訪問教授として招き、講義や講評会という形式で、特別授業が開講されています。これまでにも著名なアーティストやデザイナーの講演や講評会、公開シンポジウムなどが多彩に行われています。また、テーマを設定したワークショップや、学科の枠を超えた合同制作・講評会などの、実験的な試みもなされています。
訪問教授の紹介
2025年度
Rony PLESL & Klára HORÁČKOVÁ
チェコ共和国 / プラハ美術工芸大学教授
- 受入期間
- 2025年9月1日(月)~9月5日(金)
- 受入研究室
- 工芸工業デザイン学科ガラス研究室
- 担当教員
- 大村俊二教授
- 講義・指導内容
- 世界でもユニークな鋳造ガラス、彫刻技法を用いて独特な作品を発表し続ける氏の考え方を学び、各自の表現力の拡がりを図る。
- 課外講座
- 「ロニー・プレスル:OBJECTS OF DESIRE」、「クラーラ・ホラーチュコヴァー:プラハ美術工芸大学のガラス研究室」
David TOOP
イギリス / ミュージシャン、作家、キュレーター、London College of Communication(LCC)名誉教授
- 受入期間
- 2025年9月22日(月)~9月27日(土)
- 受入研究室
- 映像学科研究室
- 担当教員
- クリストフ・シャルル教授
- 講義・指導内容・課外講座
- 素材、空間、即興:行動と非行動、音と沈黙を通して批評的実践を展開する。
リスニングと即興のプロセスに導かれながら、素材、身体、空間の性質を発見する方法を学際的な手法で探求するレクチャーとワークショップ・シリーズ。
WANG Chao
中国 / 中国美術学院絵画芸術学院副委員長、教授
- 受入期間
- 2025年10月6日(月)~10月11日(土)
- 受入研究室
- 油絵学科 版画/グラフィックアーツ研究室
- 担当教員
- 高浜利也教授
- 講義・指導内容
- 伝統的な版画技法の中でも特に木版画に焦点をあてたワークショップ。
- 課外講座
- 「以版為鏡ー中国の伝統版画について」
Judah ARMANI
イギリス / デザイナー、Royal College of Art, Service Design, Social Impact Challenge Lab
- 受入期間
- 2025年10月13日(月)~10月18日(土)
- 受入研究室
- クリエイティブイノベーション学科研究室
- 担当教員
- 長谷川敦士教授
- 講義・指導内容
- ソーシャルクリエイティブ研究所での実プロジェクトを交えたワークショップ
- 課外講座
- 「Social Impact; formation and future」
Ian WOO
シンガポール / 画家、ラサール・カレッジ・オブ・アート教授
- 受入期間
- 2025年10月13日(月)~10月18日(土)
- 受入研究室
- 油絵学科研究室
- 担当教員
- 赤塚祐二教授
- 講義・指導内容
- 美術家遺族のアーカイヴ&コレクション、展覧会の企画や、実現のために、必要な知識と技術、近年のヨーロッパを中心とした、美術館・博物館の動向に関するレクチャー
- 課外講座
- 「21世紀に甦る、総合芸術家 オスカー・シュレンマー ―ダンス・絵画・彫刻・デザインの宇宙身体論」
Marta Alonso YEBRA & Imanol Calderon ELOSEGUI
スペイン / 建築家、インダストリアルデザイナー、Mayice Studio
- 受入期間
- 2025年11月5日(水)~11月10日(月)
- 受入研究室
- 空間演出デザイン学科研究室
- 担当教員
- 安藤北斗准教授
- 講義・指導内容
- 「グローバルな視点からのデザインアプローチ」「素材研究とリサーチを基盤にしたデザインプロセス」を軸としたワークショップ。
- 課外講座
- 「Redefinding Design: The Mayice Stuio Perspective」
新元良一
アメリカ / 作家、リセ・ケネディ日本人学校校長
- 受入期間
- 2025年11月10日(月)~11月15日(土)
- 受入研究室
- 芸術文化学科研究室
- 担当教員
- 古賀稔章准教授
- 講義・指導内容
- 同時代文化について「間」から考えること(Inter-view)をテーマに、朗読会・読書会などの対話形式によるワークショップを交えながら、参加者と共にテクストを読むこと、声を聴くことから、書くことについて学ぶ。
- 課外講座
- 「Inter-view『間』から同時代文化を捉える」
