2024年度
小平市における共生社会実現のための参加のデザインに関する研究
| 研究先 |
株式会社ブリヂストン |
| 研究室 |
視覚伝達デザイン学科 |
| 期間 |
2024年4月〜12月 |
| 内容 |
視覚伝達デザイン学科と株式会社ブリヂストンが2021年より実施している共同研究です。「共生社会」とは、これまで十分に社会参加できていなかった人々が、積極的に参加し貢献することができる社会とされています。 2024年度は「花束」をテーマに、障害の有無に関わらず楽しめるような企画を行いました。 |
スマートフォン等ネット利用の低年齢層保護者における“ペアレンタルコントロール”の普及の研究
| 研究先 |
一般社団法人安心ネットづくり促進協議会 |
| 研究室 |
視覚伝達デザイン学科 |
| 期間 |
2024年8月〜2025年3月 |
| 内容 |
SNSなど近年のインターネットにおける問題について専門家と協力し、世代を超えた啓発方法をワークショップ方式で検討。低年齢の子どもを持つ保護者に向けてわかりやすいメディアの制作に取り組みました。 |
未来のフォークリフトデザイン研究
| 研究先 |
株式会社豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年4月〜5月 |
| 内容 |
輸送・配送目的ではない物流機器ハードウェアについて、新機能・新商品を提案。工芸工業デザイン学科インダストリアルデザインコースモビリティデザイン専攻の3・4年生が参加し、調査、課題抽出、デザインを通じた解決案の創出に取り組みました。 |
将来モビリティーデザイン研究
| 研究先 |
株式会社ブリヂストン |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年5月〜7月 |
| 内容 |
将来モビリティにおける、タイヤ・足まわりの可能性を模索する研究活動です。このプロジェクトは10年以上続いており、モビリティデザイン専攻の3年生6名が参加しました。
2050年の社会で活躍するサステナブルなモビリティデザインの提案を目指し、学生はブリヂストンがコミットする8つの価値と先端技術を学び、企業のデザイナーに進捗を説明しながらアイデアの具体化を検討しました。 |
10年後に当たり前となっている生き方を想像し、その人生の物語(ストーリー)に登場するモビリティを提案する
| 研究先 |
スズキ株式会社 |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年7月~12月 |
| 内容 |
様々な世代や人生の物語を見据えて「10年後も使い続けられるモビリティとデザイン」をテーマにモビリティの価値や意味を探るプロジェクトです。学生たちが考える「スズキならでは」という視点も盛り込み、従来の延長上に無い新たなデザインを検討、その考えに基づき、スケッチ、CG、モデル等を提案、浜松のスズキ本社にてプレゼンテーション・最終講評を行いました。 |
未来のライフスタイルと家電について
| 研究先 |
ハイアール アジア R&D株式会社 |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年9月〜12月 |
| 内容 |
学生自身が思い描く未来のライフスタイルをイメージした「生活家電」のスペキュラティブデザインプロジェクトです。 |
うつわと和菓子
| 研究先 |
株式会社虎屋 |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年6月 |
| 内容 |
老舗和菓子屋「とらや」の菓子をのせるためのうつわをテーマとした展示です。9年目となる2024年は、工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻の18名が、小倉羊羹「夜の梅」をはじめとしたとらやの和菓子を題材に制作した器を展示し、色土で和菓子を作るワークショップを開催しました。学生はそれぞれの和菓子の意味や色合い、季節などから発想を得て、自分の選んだ和菓子に1番似合ううつわを制作しました。 |
book and work
| 研究先 |
愛知県立芸術大学 |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年7月〜2025年3月 |
| 内容 |
全国8大学から陶磁を学ぶ学生や教職員等135名が好きな『本』をテーマにそれぞれの視点で陶磁作品群を制作し、代官山蔦屋書店で展示しました。工芸工業デザイン学科による作品出展のほか、搬入・搬出や図録のディレクションにも協力しました。 |
ハピラインふくい駅舎利活用プロジェクト
| 研究先 |
ハピラインふくい |
| 研究室 |
工芸工業デザイン学科 |
| 期間 |
2024年5月〜7月 |
| 内容 |
福井県内の駅舎を活用し利用者数の増加を目指す内装設計プロジェクトです。工芸工業デザイン学科インテリア専攻の学生が現地に滞在し 「ハピラインふくい」の駅を中心とした周辺環境、産業についてヒアリングを行い、地域の人々が行きたくなる駅舎の利活用についての可能性を探りました。提案作品は福井県庁舎で10月に展示・一般公開されました。 |
動く夜
| 研究先 |
公益財団法人新宿未来創造財団 |
| 研究室 |
空間演出デザイン学科 |
| 期間 |
2024年6月〜12月 |
| 内容 |
空間演出デザイン学科の学生がコンサートステージの舞台装飾・チラシデザインを担当しました。プロジェクト3年目を迎える2024年のタイトルは「動く夜」。ステージプランを出演者にプレゼンし、相互にアイディアを出し合いながらコンサートを創り上げました。 |
シオゴリプロジェクト
| 研究先 |
南紀みらい株式会社 |
| 研究室 |
空間演出デザイン学科 |
| 期間 |
2024年4月〜2025年3月 |
| 内容 |
和歌山県田辺市の観光・まちづくりプロジェクト「シオゴリプロジェクト」に空間演出デザイン学科が協力。シオゴリ(潮垢離)とは、浜で海水を浴びけがれをはらう儀式で、かつて熊野詣の巡礼者は田辺の浜で潮垢離を行ってから険しい山道に入っていきました。学生は地域の廃材で作品を作りワークショップを行うなど、交流の場づくりを目指しました。 |
クリエイター職業体験プログラム「ポラポリポスポ 学生作品オフィシャル展示会」
| 研究先 |
株式会社バンダイナムコアミューズメント |
| 研究室 |
基礎デザイン学科(学生は学科横断) |
| 期間 |
2024年4月〜12月 |
| 内容 |
バンダイナムコアミューズメントのオリジナル IP「ポラポリポスポ」を活用したクリエイター育成支援プログラムでCDジャケットイラスト・衣装デザインなどの作品を制作。彫刻学科、油絵学科グラフィックアーツ専攻、基礎デザイン学科から約30名の有志の学生が参加しました。 |
ホスピタルギャラリー[be]
| 研究先 |
徳島大学病院 |
| 研究室 |
基礎デザイン学科 |
| 期間 |
2024年8月〜12月 |
| 内容 |
基礎デザイン学科2年次の授業である「形態論Ⅱ」で制作された造形作品を、徳島大学病院内のギャラリーbeで展示するプロジェクトです。2008年の開始以降、本学学生の作品や徳島県内のアーティストの作品を展示しています。 |
展覧会「はむりずむ ーやすらぎのシンフォニー」
| 研究先 |
羽村市教育委員会 |
| 研究室 |
芸術文化学科 |
| 期間 |
2024年8月〜12月 |
| 内容 |
芸術文化を社会で活かす方法を学ぶ芸術文化学科の学生14名がアーティストとともに羽村の文化・生活・社会・自然からインスピレーションを受け、絵画・写真・映像・立体・デザインなどのさまざまな作品を制作し展覧会を開催しました。「羽村ゆとろぎアーツプロジェクト」として、2020年から芸術文化学科の授業「アーツプロジェクト」で取り組んでいます。 |
イマーシブフルドームスクリーンメディア表現研究(なかのZEROメディア芸術プログラム2024)
| 研究先 |
株式会社JTBコミュニケーションデザイン |
| 研究室 |
デザイン情報学科、映像学科 |
| 期間 |
2024年8月〜12月 |
| 内容 |
近年、VRや映画といった没入感のあるイマーシブな体験が、エンターテイメント分野で高い注目を集めています。日本は世界でアメリカに次いで2番目に多くのプラネタリウム施設を有していますが、コンテンツや作品投映の機会も少なく、まだ十分にそのメディアの持つ可能性は探求されていません。 全天周映像や投映システムに関する基礎知識と映像制作技法を学び、作品を上映しました。 |
にっぽん多文化共生発信プロジェクト
| 研究先 |
カシオ計算機株式会社 |
| 研究室 |
言語文化研究室、芸術文化学科 |
| 期間 |
2024年9月〜2025年3月 |
| 内容 |
留学生の日本語学習への支援を起点に、学生たちが日本の多文化共生を支える様々な取り組みを取材し、そこで得た気づきを社会に発信・共有するプロジェクトです。2017年から8回目を迎えた2024年度は「ひとつのテーブルの上で-みんな話す共生のかたち」をテーマに1月25日にイベントを開催しました。 |
美大生に対するベジチェックを活用した健康教育の実施、および、美大生のアート思考による野菜摂取行動促進のためのアイデア提言
| 研究先 |
カゴメ株式会社 |
| 研究室 |
身体運動文化研究室 |
| 期間 |
2024年1月〜12月 |
| 内容 |
野菜摂取促進のためにどのような仕掛けができるか。カゴメ株式会社が提供する推定野菜摂取量測定機器「ベジチェック」を活用し、イラストやマンガ、ゲーム形式など様々な方法で提案しました。 |
絵巻ワークショップ「川の流れるまち」川が運んできた過去〜現在〜未来を描こう!
| 研究先 |
株式会社ヤマタネ |
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卒業生、有志学生 |
| 期間 |
2024年10月 |
| 内容 |
株式会社ヤマタネの100周年事業の一環として、江東区立越中島小学校・臨海小学校の3・4年生を対象にアートワークショップを開催しました。学校周辺を散策し、水干絵具という日本の伝統的な画材を使って大きな和紙に絵を描きました。 |
DNP×MAU「病院の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ろう!」
| 研究先 |
大日本印刷株式会社 |
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有志学生 |
| 期間 |
2024年8月~12月 |
| 内容 |
入院中の子どもたちが美術や芸術に触れ、入院中の生活がより好奇心や創造心にあふれるものになってほしいとの思いから、学生3名がDNPと協力し、クリスマスプレゼントを企画しました。企業のフィードバックを受けながらクリスマスツリー・ガーランド・カード・シールがセットになった工作キットをデザインしました。シールは学生や卒業生など20名が描いたイラストによる特別なオリジナルデザインです。 |
レガスアートクラブ~美術大学で新感覚アート体験~
| 研究先 |
公益財団法人新宿未来創造財団 |
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卒業生、有志学生 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
日本画・油絵・版画・彫刻・空間演出デザイン学科の在学生・卒業生、計7名が講師となり、専門に特化した全7回のアートワークショップを実施。テーマは「つくるをたのしむ」。現役で活動するアーティストとの交流を通して、美術大学の学びを体験し、表現の自由さ・面白さを感じてもらえるような内容を考えました。 |
森と海の美術展
| 研究先 |
石巻市博物館 |
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学科横断 |
| 期間 |
2024年5月~10月 |
| 内容 |
宮城県の中高生と本学の学生・教員が牡鹿半島でフィールドワークを行い、作品を制作するワークショップです。海底ごみの廃漁網を使ったワークショップなど、石巻地域にある様々な要素をどのように作品にしていけるかの探究を進めてきた実績から、継続的な交流が続いています。 2024年度の成果は石巻市主催・担当教員監修の企画展として一般公開し、現地で本学学長による公開講評を実施しました。 |
持続可能なイノベーションに向けた実践アプローチ~南長浜地域まちづくりビジョン策定支援~
| 研究先 |
長浜市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年2月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、滋賀県長浜市南長浜地域のまちづくりビジョンを策定する取り組みです。日本総合研究所との共同研究として次世代中心デザインの方法論を適用し、2年間の議論を経て、行政・専門家・市民が共創する形で長期的な指針を構築しました。デザインの力を活かし、市民にわかりやすく共感されるビジョンづくりを目指しました。 |
生物多様性の保全・回復による持続的な関係づくりのための対話型デザイン
| 研究先 |
株式会社フロンティアコンサルティング |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年3月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、「生物多様性の保全・回復による持続的な関係づくりのための対話型デザイン」をテーマに、行政・住民・企業など多様な主体の協働と日常的な実践を促す取り組みです。自然美の再発見や島内資源の活用、害獣食文化の提案など5つのユニットで研究を進め、ラウンドテーブルや展示を経て最終報告会を行いました。 |
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未来キッチンPROJECTにおける研究母体である『未来キッチンラボ』の運営
| 研究先 |
クリナップ株式会社 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年3月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、「食の未来とキッチンの未来」を起点に、ライフスタイルのビジョンを考える取り組みです。従来のキッチンビジョンマップ作成やモバイルキッチンのプロトタイプ実証に加え、2024年度は学生や20代を対象としたアンケート・インタビューを通じて未来のライフスタイルを整理しました。また、循環ろ過装置を用いた実証実験により、キッチン活用の可能性と課題を検証しました。 |
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自律協生の地域づくりとローカルコレクティブの研究
| 研究先 |
株式会社日本総合研究所 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年3月 |
| 内容 |
日本総合研究所と武蔵野美術大学との共同研究は3年目になり、自律協生社会の実現に向けて主に熊本県天草市、北海道森町のをフィールドワーク、地域の調査を続けています。
地域の主体性や官民連携、人材循環が課題である中、住民との対話を重ね主体的なビジョン創出が始まっています。 |
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本渡港周辺環境整備プロジェクト
| 研究先 |
天草市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年3月 |
| 内容 |
熊本県天草市は、美しい自然や豊かな産物、キリシタン文化と歴史的交流を誇る魅力的な離島です。しかし、人口減少や産業衰退が課題となっています。武蔵野美術大学は2021年より天草市と連携し、本渡港の再開発や地域資源のデザインを進めています。学生たちは古民家に滞在し、地域住民と交流しながら天草の隠れた魅力を発掘・可視化する産学プロジェクトを毎年展開しています。 |
「ストラテジックデザイン研究会」の検討
| 研究先 |
株式会社日本総合研究所 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年5月~2025年3月 |
| 内容 |
2023年度から継続して「次世代起点デザインのモデル化」の研究に取り組んでいます。2024年度は滋賀県長浜市における「南長浜地域のまちづくりプロジェクト」のビジョン策定に加えて、福井県鯖江市にでの若手職員向け研修において、次世代中心の政策デザインの方法論の実践を行いました。「南長浜地域のまちづくりプロジェクト」では、エコシステムを駆動するインターベンション(介入)ポイントごとにワーキンググループを組成し、具体的な事業を検討しました。 |
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小川駅西口新公共施設等わくわくプロジェクト
| 研究先 |
小平市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、小平市西口のアトラスタワー内に設置予定の新公共施設を、地域住民が主体的に関われる場とするためのアイデア提案を目的としています。完成前の施設を前提に、学生は現地調査や類似事例の研究を重ね、「ぶるべーを探せ」や「ねこ」プロジェクトなど多様な提案を実施し、最終的に小平市へ報告書と成果物を提出しました。 |
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ポスト・ブライダルデザインプロジェクト
| 研究先 |
鹿島興産株式会社 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
兵庫県高砂市のプロジェクトでは、鹿島神社隣接の結婚式場「鹿島殿」を活用し、新規事業やサービスのプロトタイピングに取り組みました。学生は企業課題に対して独自の問いを立て、斬新なアイデアを提案。結婚式場に限定されない新たな可能性を追求し、地域や企業に価値を提供するとともに、クライアントワークやデザインプロジェクトの実践力を高めました。 |
北海道森町プロジェクト
| 研究先 |
森町 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~2025年3月 |
| 内容 |
2021年から続く産学プロジェクトでは、駒ヶ岳を望む自然豊かな北海道森町を舞台に、未来を考えるデザイン活動を展開しています。学生たちは1ヶ月間滞在し、住民との交流を通じて地域資源の魅力を掘り下げ、デザインを提案しました。その結果、3人の学生が移住を決意するなど、地域と深く結びついた成果が生まれました。また、東京藝術大学や、はこだて未来大学の講師、本学卒業生の指導もあり、充実した学びの場となりました。 |
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大分県日出町プロジェクト
| 研究先 |
日出町 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
歴史ある風景と豊かな農林水産資源に恵まれた大分県日出町を舞台とした産官学プロジェクトです。地域の美しい風景、くらし、一次産業、生業の再生と可視化をテーマに、近年、人口微減や地元の一次産業従事者が減少しているなかで、循環する資本を持ちながら、失われていくプロセスをいかにデザインで止められるか、伝えられるか、地元の本当に大切な資本に市民が気付けるかを公民産学共同で考えました。 |
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空き地、空き家、空きまちの再⽣プロジェクトに関する研究
| 研究先 |
株式会社ライブライフ |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年7月~2025年3月 |
| 内容 |
2022年から継続して行っている文京区根津観音通り商店街のまちづくりプロジェクトです。空き地や空き家、空きまちが社会問題となっているこの地域で、フィールドリサーチをしながら、住民と対話し、まちの魅力や、くらしのみらいをデザインしました。また、建物の解体から始まる、都市の再生をビジネスにしている、株式会社都市テクノと実フィールドでの様々な試みとプロトタイプを行いながら新たな可能性を提案しました。 |
森林産業イノベーション人材創出モデル事業
| 研究先 |
宮崎県 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~2025年3月 |
| 内容 |
1ヶ月間の滞在を通じて、豊かな林業資源と里山の暮らしを価値化・可視化するデザイン活動を行いました。
地域住民や行政、地元生産者と協力しながら、林業と社会のつながりを探求し、日向備長炭の生産地として知られる美郷町で、実践的なリサーチとプロトタイピングを行い、未来の可能性についてデザインしました。 |
湖のほとりで、水と人の関わり方をデザインする〜ナラティブリサーチ × プロトタイピングの実践〜
| 研究先 |
長浜市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
滋賀県長浜市の余呉湖を舞台に、「水と人の関係性」を探るプロジェクトを行いました。地域の歴史や文化を踏まえ、ナラティブリサーチを通じて水脈と山道をテーマにアイデアを生み出し、プロトタイピングを繰り返すことで、地域住民との対話を通じて新たな価値の創出を目指しました。 |
初等教育機関を対象とした個別最適な情報取得ができるフォント環境(レイアウト環境)が整う世界の検証
| 研究先 |
株式会社モリサワ |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年4月~2025年3月 |
| 内容 |
本プロジェクトでは、ディスレクシアという状況の社会的認知の向上を図って、2023年度より「ディスレクシアの社会モデルデザイン」として環境調査及び介入のデザインを行っています。2024年度は、昨年度のリサーチ結果に基づき、ディ スレクシア当事者に対して、フォントデザイナーとグラフィックデザイナーが一人ずつついて、当事者に最適なレイアウトデザインを作成するワークショップを行いました。 |
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地域循環型社会を実現するサーキュラーデザインの実践に関する研究
| 研究先 |
株式会社日立製作所 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~2025年3月 |
| 内容 |
本プロジェクトでは、リペア社会の実現を目指し、サステナブルな社会への移行についてリサーチ・具体化・評価を行い、その提言を社外へ発信します。加えて、長浜市を拠点にサーキュラーデザインの地域実践を進め、勉強会やワークショップを通じて得た知見を共有・発信することを目的としています。 |
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創造的地域風土を育むための「あそび」のデザイン
| 研究先 |
株式会社ジャクエツ、株式会社博報堂 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、創造性を育む「あそび」の新しいあり方を探求・提案することを目的に、学生と株式会社ジャクエツ、博報堂のUNIVERSITY of CREATIVITYが共同で実施しました。フィールドワークで得た発見を基にあそびをリフレーミングし、実践的なプロトタイプを制作。市ヶ谷キャンパスなどで実践し、創造性を促す具体的な提案に展開しました。 |
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日本橋浜町タクティカルアーバニズムプロジェクト
| 研究先 |
一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント、株式会社コンセント |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、日本橋浜町エリアマネジメントと連携し、都心における防災対策として「住民同士の弱いつながり」を生み出すことを目的としました。タクティカルアーバニズムの手法で「シャボり場」や「wakewakeプロジェクト」を企画・試作し、街で実証。地域住民や専門家との協働を通じ、都市における新たなつながりの可能性を探りました。 |
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都会の森プロジェクト
| 研究先 |
株式会社アクタント |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、都心の空き地を都市の森に変える「Comoris」を題材に、DAO型コミュニティ運営の価値と可能性を探る試みです。ACTANT FORESTと大学院生が協働し、フィールドワークやインタビューを通じてComorisの循環モデルを可視化。参加者の知的探究が価値であるとの仮説を導き、学びの場として再定義しました。 |
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ウェルネスのための行動変容デザインプロジェクト
| 研究先 |
サントリーウエルネス株式会社 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、サントリーウエルネス株式会社の支援のもと、日常生活で後回しにされがちなウェルネスの実現機会と実践をデザインしました。リサーチと実験を通じ介入の可能性を探り、日本の道文化に着想を得た「飲み道」を提案。正しい姿勢で飲むことを通じ、無理なく継続できるウェルネス習慣を促す企画として高く評価されました。 |
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住民フレンドリーツーリズムのデザイン
| 研究先 |
株式会社ディーランド、一般社団法人あじろ家守舎 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、熱海市の旧網代小学校を拠点とする「AJIRO MUSUBI」を舞台に、地域住民と来訪者の関係をデザインする取り組みです。移住者や地元団体と協働し、観光の主客を反転させた交流の形を提案。住民が街の魅力を再発見する仕組みや都市生活者発のコンテンツを実施し、地域イベントで成果を発表しました。 |
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サステナビリティ×メディアデザインプロジェクト
| 研究先 |
合同会社POT |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年9月~10月 |
| 内容 |
本プロジェクトは、サステナビリティの「エモーショナルな価値」をZineなどのメディアデザインで具現化する取り組みです。日立製作所デザインセンタとPolarisとの共同で実施し、循環型社会を支える行動変容の可能性を探求。学生はフィールドワークや取材で得た気づきを編集し、Zineとして表現しました。 |
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小平市で抱える地域課題に関する提案プロジェクト
| 研究先 |
小平市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年11月~2025年3月 |
| 内容 |
本授業では、小平市役所が提示した地域課題をもとに、学生がチームで量的調査や実験を行い、データに基づく提案を行いました。教育や福祉、環境、まちづくりなど多様なテーマに取り組み、最終回には市職員にポスター発表。いくつかの提案は実際の施策として採用が検討されています。 |
建物解体時に発生するコンクリート瓦礫のブロック状建材への再生手法の開発および地域活性化への応用
| 研究先 |
国立大学法人東京大学、株式会社都市テクノ |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年11月~2025年3月 |
| 内容 |
再生コンクリートを使ったデザイン提案を行い、開発に参加する企業のエントランスのモニュメント提案を行いました。 |
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企業カルチャー変革のフレームワークづくりに関する研究
| 研究先 |
株式会社プレイド |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2025年1月~3月 |
| 内容 |
本取り組みは、大企業が従来の企業カルチャーから脱却し変革を実現するための新しいフレームワークを探索・構築することを目的としています。事例研究で変革要素を分析しフレームワークを作成。学生と共に企業役員を対象としたワークショップを実施し、スタートアップ的アプローチを導入。複数企業での適用・検証を通じて手法の精緻化を図ります。 |
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「ホスピタリティとおもてなし」に関わる研究
| 研究先 |
メズム東京、オートグラフ コレクション |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年11月~3月 |
| 内容 |
日本ならではのホスピタリティの発信を目的に、訪日旅行者に向けた「新たなホスピタリティとおもてなし」のコンセプトを探索するデザインプロジェクトです。造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の学生たちがフィールドワークやインタビュー調査を通じて訪日旅行者の目線を獲得し、メズム東京のタレント(ホテルスタッフ)とのディスカッション等を経て、東京という都市と訪日旅行者の関係価値を築くためのアイデアを創出し、「新たなホスピタリティとおもてなし」のコンセプトの探索を実施しました。 |
水辺のまちサーキュラーLAB.プロジェクト
| 研究先 |
株式会社SHIBAURA HOUSE |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年11月~2025年3月 |
| 内容 |
港区芝浦のコミュニティスペースであるSHIBAURA HOUSEが港区の事業として取り組んでいる「水辺のまちサーキュラーLAB.」を起点に、サステナブルな素材を活用し、まちの中に設置する人と水辺、人と人をつなぐキオスク(屋台)をつくることを目的として、クリエイティブイノベーション学科の3年生を中心に実施されました。 |
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学びのデザインプロジェクト
| 研究先 |
北海道大学、北海道教育大学、岩見沢市 |
| 研究室 |
クリエイティブイノベーション学科 |
| 期間 |
2024年10月~2025年3月 |
| 内容 |
2023年度より北海道大学、北海道教育大学と実践している、北海道を拠点とした新しい学びを生み出すプロジェクトです。
北海道岩見沢市の小学校において、クリエイティブイノベーション学科の3年生がこれまで培った学びを子どもたちに展開しながら、自らの学びを反芻し、再解釈していくこととなり、「学びを作ることが新しい学びとなる」ことを実践しました。 |
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